長崎県の県央に位置する「大村市」には、長崎県の空の玄関口である「長崎空港」があります。
また最近開業したばかりの西九州新幹線も通っており、長崎観光の行き帰りに、ついでに寄りやすいエリアとなっています。
そこで今回は長崎への訪問や引っ越しをお考えの方に向けて、大村市のおすすめ観光スポットを3つ、ご紹介いたします。
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大村市のおすすめ観光スポット①:ガラスの砂浜
海上にある長崎空港と陸地を繋ぐ箕島大橋の袂には「ガラスの砂浜」と呼ばれる海岸があります。
一見すると普通の砂浜なのですが、こちらは実は砂ではなく、ガラスの粒を再生砂として利用したもの。
青・緑・茶色など、色とりどりのガラスがキラキラと輝き、フォトジェニックなスポットとして注目されています。
ガラスの砂浜の成り立ち
しかしなぜガラスでできた砂浜があるのでしょうか?
実はガラスの砂浜がある場所は、以前はゴミが溜まり、生物がなかなか生息できないほど、水質も悪化していました。
そこで長崎県が中心となり、綺麗な海を取り戻すために大村湾のクリーンアップ事業を実施。
汚れていた砂を取り除く際に、海の汚れの原因となるプランクトンを食べるアサリが定着しやすい、ガラスの粒を散布しました。
またガラスの粒には「長崎県リサイクル製品等認定制度」で認定されている、環境に優しい廃ガラスを使用。
水質の改善だけでなく、ゴミの再利用もできることから、SDGsの取り組みとしても注目されているのです。
2016年にガラスの砂浜ができてから7年ほど経過していますが、実際に砂浜のゴミは少なくなり、水質も改善されているそうです。
ガラスの砂浜を撮影するコツ
そんなガラスの砂浜ですが、フォトジェニックな写真を撮影するには工夫が必要です。
まずキラキラとしたガラスの輝きを撮るためには、雲の少ない晴れた日に訪れるのがおすすめです。
またガラスの粒はとても小さいため、接写で寄って撮ることも意識しましょう。
近寄って撮ることで、透き通ったガラスを印象的に撮影でき、キラキラ感のある写真になりますよ。
くわえて砂浜からは夕陽も望めるため、海をバックに撮影することで、よりエモーショナルな写真が撮影できます。
ガラスの砂浜に隣接する「森園公園」もおすすめ
ガラスの砂浜のすぐ隣には、子どもが思い切り遊べる大きな広場のある「森園公園」もあります。
園内にはいたるところにベンチや木陰があり、ゆったりとした時間を過ごせますよ。
海沿いには大きなヤシの木が植えられているので、まるで南国のような海の景色や、幻想的なサンセットを望むことも可能です。
広場ではイベントが開催されることもあるので、ガラスの砂浜とともに、訪れてみてはいかがでしょうか?
●所在地:長崎県大村市森園町1484
●アクセス:「長崎空港」より車で約5分
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大村市のおすすめ観光スポット②:大村公園
大村市役所のすぐ近くにある「大村公園」は、桜や花菖蒲などの季節の草花、城跡や神社などの歴史ある建築を一挙に楽しめる、広々とした公園です。
長崎県内に3つしかない「歴史公園 百選の地」や「日本のさくら名所百選の地」に選ばれており、さまざまな見どころがあります。
大村公園の見どころ:300本のオオムラザクラ
大村公園では3月下旬から4月中旬にかけて、約2000本の桜が園内に咲き乱れます。
なかでも注目すべきは、国の天然記念物に指定されている「オオムラザクラ」という種類の桜。
がく片や花弁が多いのが特徴で、一般的な桜のがく片が5枚に対し、オオムラザクラは10枚のがく片を持ちます。
さらに花弁は少なくとも60枚、多いと200枚にもおよび、まるでポンポン玉のようにまるっとしたフォルムで花を咲かせます。
園内には後ほどご紹介する大村神社を中心に、およそ300本のオオムラザクラの木があり、ソメイヨシノよりも少し遅い4月上旬あたりが見ごろです。
大村公園の見どころ:花菖蒲
さらに5月下旬から6月上旬には、約30万本の花菖蒲が見ごろを迎えます。
園内には伊勢系・肥後系・江戸系など、なんと171種類もの花菖蒲が育てられており、白・紫・ピンクと色とりどりの花を観賞できます。
花菖蒲園からはお城の石垣やお掘を背景に見ることができ、日本らしい自然と建築を同時に楽しめますよ。
また花菖蒲の開花に合わせておこなわれる「花菖蒲まつり」では、さまざまなイベントが開催されるほか、お城と花菖蒲のライトアップもおこなわれます。
大村公園の見どころ:玖島城跡
大村公園の中心には「玖島城跡」と呼ばれる、櫓や石垣、門が残された城跡があります。
明治4年の廃藩置県まで、12代・270年間にわたって、大村藩を治めた大村氏の本城としてこの地を護っていました。
なかでも玖島城跡のシンボルとなっているのが「板敷櫓」で、1614年から残る石垣の上に、堂々とした2層の櫓が乗っている光景は迫力があります。
またこの石垣は城づくりの名人といわれる加藤清正の助言で造られたともいわれており、綺麗な石積みを観賞できますよ。
大村公園の見どころ:大村神社
玖島城跡の本丸があった場所には、大村藩主ゆかりの「大村神社」があります。
もともとは大村市の池田山にあったものですが、明治時代に本丸が解体された後に、この場所に移されました。
石垣に囲まれた中に鳥居や手水舎、拝殿がある光景は、他ではなかなか見られませんよ。
また先ほどご紹介したオオムラザクラは、大村神社の境内に多く咲くため、桜と神社のコラボレーションも楽しめます。
●所在地:長崎県大村市玖島1丁目45-3
●アクセス:長崎自動車道「木場スマートIC」より車で約10分/「長崎空港」より車で約12分
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大村市のおすすめ観光スポット③:おおむら夢ファーム シュシュ
大村市周辺で採れた新鮮な食材を使ったさまざまな料理やデザートを楽しめるのが「おおむら夢ファーム シュシュ」。
敷地内にはレストランだけでなく、アイス・パン・洋菓子の工房、観光農園や直売所なども揃っており、大村市の豊かな食材をさまざまな形で体験できます。
おおむら夢ファーム シュシュ内の施設:ぶどう畑のレストラン
おおむら夢ファーム シュシュ内でもとくに人気があるのが、地産地消バイキングをいただける「ぶどう畑のレストラン」です。
その名のとおり、店内はまるでぶどうの木の下にいるような、のどかな雰囲気。
外には大村湾と田園風景を一望できるテラス席もあり、ビュースポットとしても人気です。
地産地消バイキングでは、地元で採れたばかりの新鮮な野菜を使った、50種類を超える色とりどりの料理をリーズナブルにいただけます。
さらに厳選された長崎和牛と大村さん豚肉を使ったバーベキューコースもあるので、夜景を望むデートやお祝い事にもおすすめです。
おおむら夢ファーム シュシュ内の施設:アイス・パン・洋菓子工房
敷地内にはレストランだけでなく、アイスやパン、洋菓子の工房もあります。
地域の野菜やフルーツを惜しみなく使った、見た目も美味しい品々が揃っており、テイクアウトやお土産にもピッタリです。
アイス工房では、新鮮なジャージー牛乳と地元の野菜・フルーツを使った、さまざまなアイスを販売。
パン工房ではフルーツサンドやドーナツなどのデザートのほか、長崎和牛とレストランのカレーを使ったカレーぱんなども人気です。
さらに洋菓子工房では、手土産にピッタリなプリンやケーキなどが充実。
とくに最近開業したばかりの西九州新幹線「かもめ」をイメージした「かもめプリン」は、令和4年に「ながさき手みやげ大賞」を受賞しているほど、人気の商品です。
ソースによって味わいと色合いが異なり、カラフルな見た目も楽しめるので、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか?
●所在地:長崎県大村市弥勒寺町486
●営業時間:10時00分~18時00分
●休業日:不定休
●アクセス:長崎自動車道「東彼杵IC」より車で約15分/長崎自動車道「大村IC」より車で約7分/「長崎空港」より車で約17分
●駐車場:有(無料)
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まとめ
歴史と自然に恵まれた大村市には、気軽に立ち寄れる観光スポットがあり、大村市ならではの風土や文化を感じることができます。
また市内には長崎空港や長崎自動車道、西九州新幹線の駅があり、遠方からのアクセスも悪くありません。
長崎へ訪れる際は、今回ご紹介した「ガラスの砂浜」「大村公園」「おおむら夢ファーム シュシュ」に、ぜひ寄ってみてはいかがでしょうか?
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