入居・退去について|長崎市・諫早市の賃貸なら株式会社ヘヤミセ

不動産コラム【賃貸】

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新しい住まいへの引越しは、生活のなかでも大きなイベント。

新しい環境で快適な日々をスタートさせるためには、事前の準備や手続きが欠かせません。入居前の確認や引越し時の注意点をしっかり押さえることで、予期せぬトラブルを防ぎ、スムーズな新生活が実現します。

本記事では、入居から退去まで、賃貸物件で生活を送るうえで知っておくべき重要なポイントを解説いたします!

目次

入居前・引越しの際にすること

入居前・引越しの際にすること

契約内容や物件の確認、各手続きなどを計画的に進めると、スムーズに新生活を始められます。そこで本章では、「契約について」「入居前の物件確認」「引越し時の注意点」の3つについて解説いたします。

契約について

「賃貸借契約書」は、貸主と借主の間で取り交わされる重要な書類です。この契約書には、賃料や敷金、礼金、契約期間、解約通知の期限、使用上のルールなどが詳しく記載されています。また、物件の使用に関して制限がある場合や、退去時に必要な原状回復の範囲についても明記されています。

入居前に契約書をよく読み、疑問点があれば弊社にご確認ください。「特約事項」や「禁止事項」は見落としがちなため、注意が必要です。

契約書は退去時まで重要な書類として保管しておきましょう。契約書以外にも、敷金精算に関する説明書や設備の取扱説明書が渡されることがありますので、これらも一緒にファイルにまとめておくと便利です。

入居前の物件確認

入居前は、室内を詳細に確認することが大切です。併せて、設備や内装の状態を記録しておくと、退去時の原状回復費用を巡るトラブルを防げます。とくに、以下のポイントをチェックしておきましょう。

壁・床・天井の傷や汚れ
小さな傷や汚れでも写真を撮影し、日付入りで記録を残しておくといいです。
設備の動作確認
エアコン、給湯器、換気扇などが正常に作動するか確認します。異常があれば入居前にご報告ください。
水回りの点検
キッチンやバスルーム、トイレの水漏れや詰まりがないかをチェックし、問題があれば早めにご相談ください。
鍵の交換
防犯面の不安があれば、鍵交換についてご相談ください。


チェックリストを事前に作成して進めると、漏れがなく確認できます。トラブルを防ぐためにも、問題があれば早めに弊社に共有していただけますと幸いです。

引越し時の注意点

引越し時の注意点を事前に把握し、トラブルなく進められるよう備えておきましょう。

電気・ガス・水道などの手続き
公共料金の手続きは引越し前に余裕をもって進めましょう。契約開始日が入居日に間に合うように、各サービス提供会社に連絡します。ガスの場合、立ち会いが必要なことが多いので、スケジュール調整を事前に行うのがおすすめです。さらに、使用開始前の料金が誤って請求されることがないよう、正確に開始日を伝えることも大切です。
住所変更の手続き
転入・転出届の提出は、新居の市区町村役所で行う必要があります。銀行やクレジットカード、郵便物の転送設定など、各種住所変更の手続きも忘れないようにしましょう。もし郵便物の転送設定を怠ると、旧居に郵便物が届いてしまう場合があり、トラブルになりかねません。

入居中の注意点

入居中の注意点

賃貸物件で快適な生活を送るためにも、入居中に守るべきルールや注意点について把握しておきましょう。本章では「各種手続き」と「生活全般」に分けて解説いたします。

各種手続き

各種手続きには、家賃の支払いや契約内容の変更などが含まれます。

家賃の支払い
家賃は毎月定められた期日までに支払いを済ませる必要があります。支払いが遅れると、遅延損害金が発生したり、最悪の場合には契約解除になったりすることもあります。

銀行引き落としの場合、口座の残高が不足していないか事前に確認しましょう。支払い状況を確認できるように領収書や明細書を保管しておくことも大切で、支払いの遅れを防ぐためのリマインダー機能の活用も有効です。
契約内容の変更
引越し後に、家族構成の変化や居住目的の変更が生じることがあります。このような場合には、契約内容の変更が必要です。たとえば、同居人を増やしたり、使用用途を変更したりする場合は、事前に弊社へご相談ください。

無断での変更は契約違反となり、トラブルの原因になる可能性があります。また、契約期間の更新手続きや解約通知も期日を守って行いましょう。
町内会・自治会
地域のコミュニティ活動である町内会や自治会の加入は、地域との良好な関係を築けます。加入が義務付けられている場合は速やかに手続きを行い、会費の納入や定期的な集会への参加を忘れないようにしましょう。

自治会を通じて得られる情報は、防災対策や地域イベントなど、日常生活をスムーズに進めるために役立ちます。

生活全般

駐車場・駐輪場の利用
指定された場所に駐車・駐輪することを徹底しましょう。勝手な場所への駐車や放置は、近隣住民とのトラブルや管理会社からの注意につながることがあります。さらに、消防車や救急車の通行を妨げるケースもあり危険です。
共用部分
廊下や階段、玄関ホール、ベランダなどの共用部分は、全居住者が利用するスペースです。私物やゴミの放置は、見た目の問題だけでなく、災害時に避難経路を塞ぐ危険もあります。日頃から共用部分のルールを守り、他の居住者が気持ちよく利用できるよう心がけましょう。
ゴミ出し
ゴミ出しは地域ごとに定められたルールを厳守しましょう。分別方法や収集日の確認を怠るとゴミが回収されず、近隣住民とのトラブルを引き起こす可能性があります。

粗大ゴミや危険物の処分には別途でルールがあるため、事前に把握し、適切な処理を行う必要があります。
ペットの飼育
ペットの飼育が許可されていない物件での飼育は禁止です。飼育が許可されている場合でも、ルールを守り、近隣住民へ迷惑をかけないように注意しましょう。とくに、鳴き声やにおいがトラブルの原因になることがあります。

ペットのトイレ処理や散歩後の足拭きなど、周囲への配慮を怠らないことが大切です。
騒音
トイレの流す音や扉の開閉音など、些細な音でも時間帯によっては迷惑になることがあります。深夜や早朝には音量を抑え、洗濯や掃除機の使用も避けるようにしましょう。

楽器の演奏やパーティーなどの騒音を伴う行為は、契約で禁止されている場合もあります。近隣住民への配慮を常に心がけることで、快適な生活環境を維持できます。

契約の更新と解約

契約の更新と解約

賃貸物件における契約の更新や解約手続きは、いくつか注意点があります。

契約更新時の注意点

更新案内の確認
契約満了日が近づくと、更新のご案内が届きます。案内には、更新料や新しい契約期間、手続き方法などが記載されているため、よく確認しましょう。更新案内が届かない場合は、必ず弊社へお問い合わせください。
更新料や契約条件の確認
更新時には、地域や物件によって更新料が必要になることがあります。また、更新に伴い新たな条件が追加される場合もあるため、不明点があれば問い合わせて解消しましょう。契約が自動更新されることもありますが、新しい条件が適用される場合は注意が必要です。

解約時の注意点

解約通知はお早めに
退去を希望する場合は、賃貸借契約書に記載されている解約予告期間を守って、お早めにご連絡ください。電話だけで連絡を済ませるのではなく、書面や専用フォームを使用して正式に解約通知を行うことが重要です。書面があることで、解約通知の証拠となりトラブルを防ぐことができます。
通知の確認
解約通知を提出しても返答がない場合は、通知が受理されているか確認しましょう。退去日が近づいても案内が届かない場合、手続きが進んでいない可能性があるため、速やかな問い合わせが必要です。
賃貸借契約書の確認
解約に伴う条件や費用については賃貸借契約書に記載されています。クリーニング費用や契約違反による違約金が発生する場合もあるため、事前に確認しておくとスムーズです。

室内点検と原状回復

原状回復とは
退去時には、物件を入居時の状態に近づける「原状回復」が必要です。居住中に発生した故意または過失による傷や汚れ、改造部分の修繕費用は借主の負担となります。これらの費用は敷金から差し引かれますが、不足があれば追加支払いが必要となり、余剰があれば返金されます。
点検への立ち会い
室内点検では、入居時の状態と比較して建物や設備の変化を確認します。点検にはできる限り立ち会うのがおすすめです。立ち会うことで直接状況を確認し、その場で不明点を解消できるため、後々のトラブルを防げます。
退去前の準備
退去前には、普段の掃除に加えて、不要品の処分や清掃をしっかり行いましょう。とくにキッチンの油汚れや浴室のカビなど、日頃から手入れが必要な箇所を重点的に掃除しておくと、原状回復費用を抑えられる可能性があります。

退去時の注意点

退去時の注意点

円滑に退去手続きを進め、余計なトラブルや費用負担を避けるために、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。

公共料金の退去検針

退去日が決まると、電気・ガス・水道などの公共料金の担当営業所に連絡を入れ、退去日までの使用料金を精算します。この際、利用者情報が確認できる領収書や契約番号などが記載された書類を準備しておくと手続きがスムーズです。場合によっては、現地での立ち合いが必要なこともあるので、事前に確認して日程を調整しましょう。

清掃と荷物の確認

室内の清掃
退去時は、物件の清掃をしっかり行いましょう。キッチンの油汚れや浴室のカビ、窓やサッシの汚れは退去時にチェックされることが多いため、入念に掃除することをおすすめします。清掃が不十分だった場合、別途クリーニング費用を請求される可能性があります。
荷物の確認と不要品の処分
退去後に荷物の置き忘れや不要品が残っていた場合、管理者側で処分が行われ、その費用を請求されるケースがあります。ゴミが残っていた日数分の賃料が発生することもあるため、忘れ物やゴミの処分には十分注意しましょう。粗大ごみや不燃ごみの処分が必要な場合は、自治体のルールを確認し、早めに対応することが大切です。

鍵の返却

退去時は、引き渡されたすべての鍵を返却する必要があります。もしスペアキーを作っていた場合は、その鍵も含めて返却し、適切な処分を依頼しましょう。

紛失した場合には、鍵の交換が必要となり、その費用を借主が負担することになります。交換費用はドアの種類やセキュリティ仕様によって異なり、場合によっては高額になることもあるため、鍵の管理には注意が必要です。

郵便局への転居届

郵便物が新住所に転送されるように、郵便局に転居届を提出しましょう。この手続きは無料で、転送期間は1年間です。金融機関やクレジットカード会社からの重要な通知が旧住所に届く場合があるため、転送サービスを利用しておくことで、重要書類の受け取り漏れを防げます。

契約している配達物の停止

新聞やミネラルウォーター、宅配クリーニングなど、定期的に配達されているサービスがある場合は、停止または新住所への移転手続きを行いましょう。停止手続きを忘れると、配達物が旧住所に届き続けてしまい、後日料金請求や商品紛失などのトラブルにつながる可能性があります。

転居届の提出

住民票を更新するために、市区町村の役所で転居届を提出しましょう。転出元の役所では「転出届」を、転入先の役所では「転入届」をそれぞれ期限内に手続きする必要があります。この手続きが済んでいないと、新居での住民票取得や印鑑証明の発行ができなくなり、不便を感じることになります。また、国民健康保険や年金の住所変更手続きも同時に行うといいでしょう。

早めの準備で余裕を持つ

引越し準備は計画的に進めることが大切です。とくに繁忙期には引越し業者の予約が取りづらくなるため、早めにスケジュールを立て、退去手続きを進めましょう。

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