1人暮らし向けの賃貸物件を探していると、8畳の間取りを多く目にするのではないでしょうか。
6畳や8畳のワンルームや1Kの物件は定番の間取りで人気があります。
しかし8畳が実際にどのくらいの広さか想像できる方は少ないのではないでしょうか。
この記事ではよくある8畳のお部屋の形や広さ、レイアウトのポイントについてご紹介します。
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8畳のお部屋のレイアウト!よくある8畳の形について
ワンルームのお部屋には定番の形が3種類あり、「どのようなレイアウトをしたいか」「家具をどのくらい置きたいか」など状況によって選ぶことがおすすめです。
よくある8畳の形について、3つのパターンを見ていきましょう。
縦長の形
8畳のお部屋の形でもっともよくあるのが縦長タイプです。
賃貸物件の構造上、縦長タイプのお部屋は設計しやすく、目にする機会は多いでしょう。
縦長の形は室内に壁が多くなるため、家具が配置しやすいメリットがあります。
書棚やチェストなど、家具をたくさんお持ちの方に向いているでしょう。
キッチンが独立しているタイプであればスペースを有効に使えますが、室内にキッチンがある場合はスペースが限られてしまいます。
また、幅が狭く細長い形の8畳だと採光がとりにくく、室内が暗くなる可能性があります。
間接照明を活用したり、明るい色のインテリアを選んだり、工夫する必要があるでしょう。
横長の形
横長の形は窓面が多く、採光がとりやすい特徴があります。
8畳のワンルームや1Kの物件では横長のタイプは物件数が少ないので、目にする機会は少ないかもしれません。
横長の形の8畳は壁面が少ないため、壁付けに家具を配置するのが難しい特徴があります。
部屋全体に光が入りやすいため室内が明るくなりますが、ご自身のライフスタイルによって向き不向きがあるため気を付けましょう。
たとえば東南向きの物件の場合、朝早くから太陽光が入るため朝ゆっくり睡眠をとりたい方には向いていません。
西向きの物件の場合は夏の日差しが強く、室内に熱がこもってしまうかもしれません。
開口部の大きさや方角に注意する必要があるでしょう。
また開口部が大きく日差しが入ると、洋服やインテリアが日焼けしてしまうことがあります。
季節ごとにどのくらい光が入るかを考えたうえで、家具を配置すると良いでしょう。
正方形の形
正方形に近い形の8畳の物件はレイアウトのパターンが多く、1つの部屋をゾーニングして用途を分けたい方に向いている形です。
壁面も少なくないため、家具の配置にも困らないでしょう。
レイアウトの自由度が高く、模様替えが好きな方に向いています。
ただし室内にキッチンがある場合はある程度、家具を置くパターンが限られてしまうのでご留意ください。
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8畳のお部屋のレイアウト!広さや6畳との違いについて
8畳のお部屋はワンルームマンションに多い広さですが、実際にどのくらいの大きさなのでしょうか。
厳密な広さは畳の種類によって異なるため、畳の特徴について理解を深めておきましょう。
また、6畳のお部屋との違いについてもご紹介します。
お部屋をご希望のレイアウトにするにはどのくらいの広さが必要かを考えてみましょう。
8畳の部屋の広さはどのくらい?
8畳とは、畳が8枚分の大きさという意味を示しています。
物件によっては8畳ではなく「8帖」と表記している場合がありますが、どちらも同じ広さを表しています。
8畳と記載すると、実際はフローリングの床だとしても畳のお部屋をイメージし誤解を生みかねません。
そのため、不動産会社によってはトラブルを避けるために8帖と表記しているというわけです。
床がどのような種類であっても、広さを表す単位として「畳」が使われることを理解しておきましょう。
畳は地域によって種類が異なり、広さが変わることも重要なポイントです。
関西では「京間」と呼ばれる畳が一般的で、大きさは縦が1.91m横が0.95mで1畳当たりの面積は1.82㎡です。
一方で関東では「江戸間」と呼ばれる畳が多く使われていて、大きさは縦が1.76m横が0.88mで1畳当たりの面積は1.55㎡で、京間とは0.27㎡の差があります。
物件によってはさらに小さい畳が使われている場合があるので注意しましょう。
もっとも小さな畳の種類は「団地間」と呼ばれるもので、大きさは縦が1.70m横が0.85mで1畳当たりの面積は1.44㎡しかありません。
畳には種類がありそれぞれ大きさが異なることを知ったうえで、物件探しをおこないましょう。
広さの表示のルール
物件の広さの表示は「不動産の表示に関する公正競争規約」によって基準が設けられていて、フローリングのお部屋の場合は規約に基づいて計算し表記されています。
規約によって1畳は1.62㎡と定められています。
8畳は12.96㎡となり、実際の面積よりも広く表記することはできません。
たとえば14㎡のお部屋は9畳の14.58㎡にわずかに足りないため、8畳と表記されます。
また、キッチンが別のスペースに設置されている1Kとキッチンがリビング内に設置されている1Rでは使い勝手が異なるため注意が必要です。
なお、クローゼットや押し入れなどの収納は8畳のスペースには含まれません。
6畳のお部屋との違い
8畳と6畳の広さの違いはどのくらいあるのでしょうか。
面積の差は3.24㎡であり、ソファや書棚が1つ分置けるほどの広さです。
6畳のお部屋にはベッド、テレビ台、テーブルなど基本的な家具は設置できますが、8畳であればさらにソファやチェストなどをレイアウトする余裕ができるでしょう。
8畳の広さがあればシングルベッドからセミダブルやダブルベッドに広げることも可能でしょう。
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8畳のお部屋のレイアウト!レイアウトのポイントについて
8畳のお部屋は狭いわけではありませんが、上手にレイアウトしないと窮屈に感じたり、デッドスペースが生まれたり、生活に不便さを感じてしまいます。
レイアウトのポイントをおさえて快適なお部屋作りをおこないましょう。
レイアウトのポイント①縦長・横長のお部屋
縦長や横長のお部屋の場合は、長さを生かして仕切りを設けるとお部屋にメリハリが生まれます。
たとえば書棚やソファで寝室と生活スペースを区切ると、リラックスして睡眠できるでしょう。
区切るときのポイントはできるだけ圧迫感がない家具を選ぶことです。
区切りとなる家具は部屋の中央部分に置くことになるため、背が高いものや重厚なデザインのものは避けると良いでしょう。
背の低いソファや奥が見通せる抜け感があるデザインの家具などがおすすめです。
レイアウトのポイント②正方形のお部屋
正方形のお部屋は家具の配置のアレンジが効き、さまざまなレイアウトが楽しめますが、以下のポイントに意識するとより快適に過ごせるでしょう。
1つ目のポイントは、余白を作ることです。
窓面や一部の壁面に空間をつくることで広く開放的な印象になります。
まずソファやベッドなど大きな家具の位置を決めて、他の家具をまとめて配置すると良いでしょう。
2つ目のポイントは、生活動線を意識してレイアウトすることです。
睡眠、身支度、食事など用途を意識して空間作りをすると過ごしやすくなるでしょう。
レイアウトのポイント③必要最低限の家具でまとめる
8畳のお部屋は1人で暮らすには十分なスペースがありますが、家具や雑貨が多すぎると圧迫感が出てしまいます。
そのため家具の量は必要最低限に抑え、暮らしやすさを重視すると良いでしょう。
空間を有効活用するために収納付きの家具を選択してみてはいかがでしょうか。
収納付きベッドやサイドテーブルなど、1つの家具が2つの役割を担うものを活用するのがおすすめです。
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まとめ
これから賃貸物件を探す方は事前に8畳がどのくらいのスペースなのか、どのようにレイアウトするかを考えておくと効率的に物件探しがおこなえるでしょう。
8畳のお部屋の定番は3パターンあり、縦長や正方形が一般的です。
レイアウトのポイントをおさえて、快適な1人暮らしを始めましょう。
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