歴史的な建造物や観光スポットも多い街として知られる長崎市ですが、交通機関や助成制度も充実した住みやすい街であることをご存じでしょうか。
今回は、長崎市の特徴や住環境、助成制度の概要からわかる住みやすさをご紹介します。
実際に住んでいる方の口コミもご紹介しますので、長崎市にお引っ越しをご検討の方は、ぜひ参考にしてください。
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長崎市の特色や概要からわかる住みやすさ
長崎市がどのような特徴や歴史を持つ街なのか、その特色や概要から見えてくる住みやすさをご紹介します。
概要①すり鉢状の都市景観
長崎市は、長崎県の南西部に位置する人口約40万人の中核市です。
県庁などの行政機関が集まり、長崎県の中心地である長崎市は、西・南・東側は海に面し、五島灘、橘湾、大村湾が広がっています。
古くから貿易港として発展した長崎港周辺は、商業施設や業務機能が集約する長崎市でも平坦なエリアです。
市街地は山に囲まれたすり鉢状の地形から、斜面に町が形成されるなど独特な景観が生まれています。
商業施設や住宅街、海や山などの自然が共存する景色が、住環境に恵まれた住みやすさを感じさせてくれる町並みです。
概要②豊富な歴史スポット
江戸時代に国際貿易港の「出島」が作られたことで外国からの文化が流入し、外国色が感じられる町並みや文化が数多く残されました。
イギリス商人グラバーの邸宅跡の「グラバー邸」や中国様式の寺院で国宝の「崇福寺」などがあり、現在でも観光スポットとして親しまれています。
古くから貿易港として外国からの影響を多く受けた長崎市は、和(日本)、漢(中国)、オランダ(蘭)を融合した「和華蘭文化」の文化や伝統が息づいています。
季節ごとに各地で国際色豊かな祭りやイベントが開催されています。
異国情緒溢れる観光スポットやイベントを楽しむことができるのも、長崎市の住みやすさを感じさせる魅力の一つです。
概要③コンパクトにまとめられた街づくり
長崎市は、中心部から車で1時間圏内に、オフィスや商業施設、レジャースポットなど何でも揃うコンパクトな都市です。
そのため、平日は仕事をして週末はレジャーやショッピングを楽しむなど、遠くに足を運ばずに長崎市内でさまざまな生活スタイルを楽しめます。
移動が少なくて済むコンパクトな街は、幅広い年齢層の方からも住みやすさを感じられることも特徴です。
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長崎市の住環境からわかる住みやすさ
長崎市の交通事情をはじめとした住環境から読み解く住みやすさについて、気になる口コミ情報も交えてご紹介します。
住環境①公共交通
長崎市で利用できる公共交通機関は、鉄道が九州新幹線、JR長崎本線・大村線、長崎電気軌道があります。
長崎電気軌道は長崎市内を走る路面電車で、どこに行くにも一律料金で移動できる便利さです。
路面バスも運行し鉄道が走っていないエリアをカバーしますが、道が狭く坂も多い地域では乗り合いタクシーも利用されています。
鉄道や路面バスが充実した住環境になっているので、車がない方や幅広い年齢層にも住みやすさを感じられることも魅力の1つです。
住環境②住みよかプロジェクト
若者の市街からの流出を防ぐことを目的として、長崎市ではさまざまな事業の取り組みをおこなっています。
「住みよかプロジェクト」とは、それらの事業の中の1つで、若者や子育て世代が住みやすさを感じられる住環境作りを進めるプロジェクトです。
たとえば、若い方に好まれるような安価な住宅の供給や、子育て世代に需要のあるエリアに賃貸物件を多く供給するなど、住み良い街づくりに取り組んでいます。
「若者向けの物件が少ないのでは?」「長崎市は家賃が高い?」といったイメージを持たれている方にも、魅力的な物件を提供できるプロジェクトです。
住環境③口コミからわかる住みやすさ
続いて、気になる口コミから、長崎市の住みやすさを見ていきましょう。
●長崎市内はバスと路面電車が繋がっている上に、路面電車は本数も多く大変便利です
●路面電車が中心部をほぼ網羅しているし、どこまで乗っても同じ料金なのが便利
●街自体がコンパクトで路面電車の利便性が良く、料金が一律でとにかく安い
●坂が多い街ですが、バスが多くの地域をフォローし本数も多いので便利
●バスの路線や本数が多く、飲み会で遅くなっても深夜バスがあるのでタクシー代がかからずに済む
口コミでは、路面電車やバスが便利という声が多く、交通アクセスの良さが住みやすさを感じられる要因の1つであることがわかります。
坂が多い町並みですが、電車がカバーしきれない狭い道でもバスが走ることによって、利便性の良さが感じられる住環境になっています。
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長崎市の子育て環境からわかる住みやすさ
何かと費用がかかる子育て世代にとっては、これから住む地域がどのような子育て環境なのか、気になるところだと思います。
ここでは、長崎市内でおこなわれている、子育て世代を対象にした助成制度の概要をご紹介します。
子育て環境①医療費助成
長崎市では、これまでも中学生までの医療費を助成していましたが、令和5年4月からは、高校生の医療費に関しても助成対象となりました。
新たに助成が拡大される給付対象者は、高校生世代(満18歳に達する年の年度末まで)で、就職されている場合も助成対象です。
自己負担額は、1医療機関あたり1日上限800円、1月上限1,600円となっていますが、調剤薬局については自己負担がありません。
また、所得制限がないため、共働きのために助成が受けられないということもなく、平等に給付が受けられることも特徴です。
助成を受けるためには、医療機関でもらった領収書(原本)等が必要になるので、長崎市の医療費助成を利用する場合は、領収書をなくさずに保管しておきましょう。
子育て環境②子育て住まいづくり支援費補助金
長崎市では、子育て世代が中古住宅を取得、もしくは改修工事をする際の補助金として、子育て住まいづくり支援費補助金の助成制度を設けています。
子育て世代の経済的負担を軽減させる他にも、中古住宅の流通を促進を図る効果も期待できます。
子育て住まいづくり支援費補助金の対象となる住宅は、中古の一戸建てやマンション、併用住宅の場合は居住用の部分のみです。
補助金の額は、補助対象経費(税抜き)の5分の1以内(千円未満切り捨て)となりますが、多子世帯や子育て希望世帯など、世帯の状況によっても補助金の上限額が異なります。
利用する年度によって受付の期限が異なるため、詳しい概要については、長崎市の公式ホームページからご確認ください。
子育て環境③子育て世代ウェルカム補助金
長崎県外から長崎市に移住する働く子育て世代には、補助金として35万円が交付される子育て世代ウェルカム補助金の制度があります。
子育て世代ウェルカム補助金を受けるためには、1年以上長崎県外に居住していたこと、長崎市に転入後3か月〜1年以内であることなど、いくつかの適用要件が設けられています。
また、補助金の申請日から5年以上、長崎市に継続して居住する意思があることや、長崎市の市税を滞納していないことも適用される条件です。
県外の会社に勤務しつつ、長崎市内でテレワークをする場合も、子育て世代ウェルカム補助金の給付対象となる可能性があります。長崎市への移住を検討されている方は、補助金の給付対象になるかどうか確認しておきましょう。
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まとめ
長崎市への引っ越しを検討されている方に向けて、長崎市の概要や住環境、子育て環境からわかる住みやすさについてご紹介しました。
長崎市は路面電車やバスなどの交通機関が充実し、市民が便利に移動できる利便性の高い街としての特徴があります。
高校生までが給付対象になる医療費助成などもおこなわれているので、長崎市は子育て世代も安心して暮らせるおすすめの街です。
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