長崎市内でお住まいをご検討の方へ、地元に充実した医療サービスが受けられる病院があるかどうかは、とても重要です。
重工記念長崎病院は豊富な診療科をもち、健診センターや訪問看護ステーション・24時間365日訪問診療など、地域密着型の医療サービスを提供しています。
重工記念長崎病院のアクセスや診療科・病院直営の保育園などの情報をご紹介していますので、参考にしてください。
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長崎市にある重工記念長崎病院の概要
長崎市西部・稲佐山のふもとにある重工記念長崎病院は、明治30年10月に開院し125年の長い歴史と実績を誇る6階建ての救急告示病院（二次救急医療）です。
まずはこの病院の掲げる理念や歴史、アクセス情報、概要をチェックしましょう。
理念
重工記念長崎病院は「患者に信頼され親しまれる病院として良質な医療サービスを提供する」を大きな理念として掲げています。
地域の中核病院としてその機能や役割をしっかり認識し、適切で誠実な活動をするなど、地域密着型病院としての誇りが感じられます。
医療の世界は日進月歩の世界であり、その流れに取り残されないように医療の質を高め、安全で安心できる良心的なサービスを提供するのも病院の理念の1つです。
沿革
重工記念長崎病院は、三菱長崎造船所の前身である長崎熔鉄所の社員専用の病院として明治30年10月14日に開院しました。
昭和20年8月の原爆投下時、幸いにも建物は破壊をまぬがれ、数千人の被災者を不眠不休で治療・看護した歴史があります。
昭和28年4月には医療法人として三菱重工から独立し、令和2年5月に今の丸尾町に新築移転を実施しました。
新築したばかりの病院なので院内はとても美しく清潔で、安心して治療に専念できる環境です。
現在の病床数は165床ですが、そのうち急性期病床は83床、地域包括ケア病床は82床です。
重工記念長崎病院は、大学病院や長崎市内の急性期病院をフォローする後方支援病院として、地元クリニックからは患者の受け入れも実施する地域中核病院として活動しています。
アクセス
地域中核病院でもある重工記念長崎病院は、毎日多くの患者が通院されています。
駐車場は完備されていますが、午前中はとても混みあうため、公共交通機関の利用が無難です。
長崎バスと県営バスの2社が運行しており、タクシーを利用すれば長崎駅から約10分で到着します。
アクセスしやすく、通院しやすいのが大きな魅力です。
●所在地：長崎県長崎市丸尾町6番17号
●外来受付時間：8時30分～11時（新患）、8時30分～11時30分（再来）
●休診日：第1・第3・第5土曜日・日曜・祝祭日（その他休診日あり）
●アクセス方法：立神・神の島行（立神経由）乗車から重工記念長崎病院停で下車し、徒歩1分（長崎バス）
●駐車場：あり・30分無料・以後200円
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長崎市にある重工記念長崎病院の診療科
病院には合計14の診療科目があり、さまざまな疾患に対応しています。
医師は常勤医師以外にも大学病院の医師も診察を実施しており、一部、輪番制の診察室もあります。
それでは診療科をみていきましょう。
診療科について
14ある診療科目のうち、主な診療科目は以下のようになります。
内科
内科のなかには糖尿病指導外来があり、生活習慣病をり患されている方には心強い病院です。
さらに日本内科学会認定医、日本内科学会総合内科専門医、日本医師会認定産業医が在籍しており、質の高い医療サービスを提供しています。
整形外科
日本整形外科学会専門医の有資格者など、中堅からベテラン医師がそろっており、長崎県内から多くの患者を受け入れている有名な診療科目です。
心療内科
令和4年6月22日以降、新規患者の受付を停止しているので注意してください。
ほかにも、外科や眼科・皮膚科のような一般的な診療科目もあり地域中核病院としての役割を果たしています。
歯科・歯科口腔外科は整形外科同様、県内でも有数の高い医療サービスを提供しており、詳しい内容は以下項目でご紹介しています。
整形外科
重工記念長崎病院の整形外科は、長崎県内から多くの患者を紹介で受け入れているのが特徴です。
病院では脊椎疾患と関節外科の2つの柱で慢性疾患の治療にあたっており、急性期（症状が激しい時期）から回復期まで入院による治療をおこないます。
検査・手術から回復期のリハビリテーションの連携が優れており、在宅復帰率はほぼ100％と、ほとんどの患者が自宅に帰れる質の高さが魅力です。
骨粗鬆症の治療もテリパラチド（フォルテオ）を使用し、骨を作る細胞（骨芽細胞）を活性化させて骨形成をサポートする方法を採用しています。
歯科・歯科口腔外科
歯科・歯科口腔外科も、整形外科同様に長崎県内から多数の患者を紹介状で受けいれています。
一般的な治療だけではなく、整形外科と連携して薬剤関連顎骨壊死予防に努めている点も大きな特徴です。
薬剤関連顎骨壊死は発症原因が明確になっていない疾患ですが、重症になると顎の骨を切除しなければなりません。
整形外科と連携して骨粗鬆症治療薬を使用し、より安全な治療ができます。
重工記念長崎病院に通院している患者は市中の患者と比較し、顎骨壊死の発症率が低く、医療の質の高さが証明されているのです。
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長崎市にある重工記念長崎病院の魅力
重工記念長崎病院は14の診療科以外にもさまざまな医療施設が併設されており、患者の利便性に貢献しています。
そのなかでもとくに地域中核病院として機能している施設や、独自の施設をご紹介しましょう。
地域連携室
重工記念長崎病院の地域連携室は、ほかのクリニックや介護施設から紹介された患者を受け入れ、退院支援や広報活動などを実施しています。
また退院後に支援が必要な患者に対して、身体障がい者手帳や介護保険の申請方法を説明する、医療費が払えない患者の相談にのるなどさまざまな対応を実施しています。
またあじさいネットにも対応しており、長崎県内の主要拠点病院の医師記録や看護記録などの情報を共有している点も強みです。
このネットワークにより、他の病院の患者情報・カルテ情報など概要がすぐにチェックできるため、迅速な紹介や連携が可能です。
さらに地域連携室では、病院内でもMRIやCT、胃カメラなどの検査予約も受けつけています。
人間ドック
重工記念長崎病院では、人間ドックと脳ドックを実施しています。
人間ドックは一般向けの半日コースと、全国健康保険協会管掌健康保険（協会けんぽ）生活習慣病予防健診の2種類があり、どちらのコースも脳ドックをオプション（有料）で付加可能です。
さらに後者の協会けんぽの人間ドックでは、別途費用を支払えば腹部エコー（超音波）検査と眼底検査を付加できます。
内視鏡検査室では麻酔を使うケースもあり、リカバリールームが完備されているので安心です。
人間ドックはあらかじめ決まった検査のみ実施ですが、希望者には有料オプションで乳がんや子宮頸がん、前立せんがん、心不全予知マーカーなどの各種検査が受けられます。
スマイル保育園
2020年6月に開園したばかりのスマイル保育園は、病院直営の企業主導型保育園です。
病院敷地内にあるため、病院職員の利用がしやすくセキュリティも万全です。
職員以外の方のお子さん（生後5か月から0.1.2歳児中心）も受けいれており、さまざまな年間行事と認可保育園並みの配置保育士数で、手厚い保育が実施されています。
とくに英語教育には力を入れており、常駐する英語教師による英会話レッスンが0歳児からおこなわれ、一切日本語を使わない自然で本格的なレッスンが魅力です。
お散歩も日課となっており、毎日自然に触れあえるのも素晴らしいポイントです。
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まとめ
14の診療科目をもつ重工記念長崎病院は、長崎市西部の地域中核病院として、住民の健康を守っています。
常勤医師には専門医や認定医が多く、安心して治療が受けられる高いクオリティが魅力です。
また長崎バスと県営バスの2社がバスを運行しており、公共交通がしっかりしている点も安心できます。
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