海星高等学校は、長崎市に位置する伝統と歴史に満ちた学校です。
長崎市で住まいをお探しの方は、住環境の情報として、この地域の教育機関について知っておくと安心です。
そこで今回は、長崎市にある海星高等学校の概要や特徴、教育について見ていきましょう。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
長崎市の賃貸物件一覧へ進む
長崎市にある海星高等学校の概要について
長崎市にある海星高等学校は、フランス系カトリックのマリア会が運営するミッションスクールです。
ミッションスクールとは、キリスト教の教えを教育理念に掲げている学校のことです。
海星高等学校の建学の精神は、校訓として掲げている「神愛・人間愛」で、聖書に記されている「心を尽くし、精神を尽くして、あなたの主を愛しなさい」という由来があります。
進路や目標に応じた3コース制となっており、「ステラ・マリスコース」「エランコース」「フロンティアコース」が設置されています。
まずは、そんな海星高等学校の沿革や功績、アクセスについて紹介します。
沿革
長崎市にある海星高等学校・海星中学校は、1892年に日本マリア会の管理下で海星学校小学部・中学部として創立されました。
当初は外国人が大半を占め、約50名の生徒が日本人と共学していました。
その後、移転や改称、校舎も拡張しています。
学制改革に伴い、1948年には海星高等学校・海星中学校として再編されました。
海星高等学校・海星中学校の旧来の校舎は、デザインが特徴的で、ヨーロッパ風の外観や螺旋階段、広い採光窓などの構造でした。
1989年には老朽化した校舎が解体され、旧来のデザインで新築されています。
また、創立当初は男子校であったものの、2006年にはステラ・マリスコースが開設されたことで、一部が共学化されています。
2007年には国公立クラスも共学となり、2010年には海星中学校がステラ・プレップコースを開設しました。
2022年には創立130周年を迎えるなど、長い歴史を持ちながらも、時代の変化に合わせて進化し、高い教育水準を維持しています。
野球部の功績
海星高等学校の野球部は、1915年(大正4年)に創立し、春夏通じて25回の甲子園出場を果たしている、歴史と伝統のある部です。
それまで成績が振るわなかったものの、初出場から55年後、2016年の第88回選抜高等学校野球大会では甲子園大会に出場し、その後ベスト8の成績を挙げています。
1976年の第58回大会では、ベスト4まで進出した実績があるなど、海星高等学校の野球部は、長崎県の高校野球をリードする存在だといえるでしょう。
アクセス
海星高等学校までは、メディアセンターバス停から徒歩で約11分のところにあります。
学校の近くにはバス停が複数あるため、バスを利用しての通学も可能です。
●所在地:長崎県長崎市東山手町5番3号
●アクセス方法:「メディアセンターバス停」より徒歩約11分
▼この記事も読まれています
長崎市の「長崎原爆資料館」はどんな場所?展示内容や施設をご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
長崎市の賃貸物件一覧へ進む
長崎市にある海星高等学校の特徴について
長崎市にある海星高等学校は、高いレベルの一般入試と、生活環境の整ったシャミナード寮、活発な部活動、そしておしゃれな制服が特徴です。
ステラ・マリスコースでは難関国公立大学進学を目指す学生もいます。
そんな海星高等学校の特徴について、詳しく紹介します。
特徴①:入試
海星高等学校は、偏差値43~61程度の私立の共学校です。
「ステラ・マリスコース」「エランコース」「フロンティアコース」の3コースの中では、難関国公立大学の進学を目指すステラ・マリスコースの難易度が高くなっています。
海星高等学校の一般入試では、国語・数学・英語の学力試験だけでなく、面接も実施しています。
長崎市にある私立高校の中でも偏差値は高めなので、海星高等学校へお子さまを通わせたいと思っているのであれば、基礎から応用までしっかりと学習をしておく必要があります。
特徴②:シャミナード寮
学校の敷地内にあるシャミナード寮は、親元を離れて生活する生徒も安心して暮らせる寮です。
寮監や職員などのスタッフが、監督や学習支援などもおこなっています。
全館冷暖房完備で、テレビのある娯楽施設のほか、自習室なども設けられています。
食堂では、栄養バランスを考えた食事が提供されるので、お子さまを寮に入れたい場合でも安心です。
特徴③:部活動
海星高等学校の特徴の一つが、部活動が活発におこなわれている点です。
運動部・文化部ともに優秀な成績を残しており、2022年度(令和4年度)は野球部が夏の甲子園大会でベスト16、男子テニス部が春の選抜テニス大会に出場しています。
また、英語部が英語オーラルコミュニケーションコンテストで最優秀賞を収めるなど、運動部も文化部も部活動が活発です。
特徴④制服
海星高等学校は、制服がおしゃれなことも特徴です。
男子の制服は全国でも珍しい7つボタンの学生服で、スタイリッシュなデザインです。
女子の制服のブラウスは白・ピンク・薄緑の3色、リボンはストライプ・赤・青の3色で、バリエーション豊富で可愛いと評価されています。
▼この記事も読まれています
長崎市の世界遺産「軍艦島」の見どころとは?一緒に寄りたい施設もご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
長崎市の賃貸物件一覧へ進む
長崎市にある海星高等学校の教育について
長崎市にある海星高等学校は「調和のある人間形成」を教育方針に掲げています。
生徒一人ひとりの成長を重視し、生徒の希望や能力に応じて指導をおこない、2022年度は国立大学に33名の現役合格者を輩出しました。
ここからは、海星高等学校の教育方針や進路指導システムなどについて紹介します。
教育方針
海星高等学校は教育方針として、「調和のある人間形成」を掲げており、下記の4つを定めています。
●体育・文化・奉仕活動の推奨
●自立のための学力向上
●生徒指導の徹底
●国際社会に対応できる人材の育成
教育目標から、海星高等学校では生徒1人1人にしっかりとした指導をおこない、生徒の可能性を広げることに重点を置いていることが分かります。
基本的な生活習慣や学力向上はもちろんのこと、自主的に社会に関わる姿勢など、生きていくうえで欠かせない能力を育むことに努めているのも特徴です。
海星高等学校に通えば、高い志を持って社会に対応できる人材に成長できるでしょう。
進路指導システム
海星高等学校では、生徒一人ひとりの成長を大切にし、希望に合わせた3つのコースを提供しています。
コミュニケーションを重視した1年次から、カリキュラムに沿った学びを進める2年次、そして個別の対策指導をおこなう3年次まで、生徒の進路実現を支援します。
さまざまなニーズに応えるため、難関大学進学やスポーツ活動、情報系の学習など、幅広い夢に対応しているのも特徴です。
また、「わかるまで」の個別指導や、基礎知識の徹底定着を重視し、生徒の成長をサポートしています。
3つのコース制
海星高等学校では、生徒の希望に合わせて3つのコースを提供しています。
「ステラ・マリスコース」は、難関大学受験に向けた授業時間を確保し、放課後にも講座を開講しています。
「エランコース」では、文武両道を目指し、効率的な学びをカリキュラムに組み込んでいます。
「フロンティアコース」は、進路に応じた選択制カリキュラムで、カレッジ系、アスリート系、ミッションスペシャリスト系から選択が可能です。
これにより、生徒は自分にぴったりな学びの道を選ぶことができます。
進路実績
2022年度(令和4年度)の大学入試では、東京大学をはじめ、34名が国立大学に現役合格しています。
公立大学の現役合格が7名、大学校・公立短大の現役合格が20名、私立大学・短大の現役合格は162名です。
上記の進路実績から、多くの生徒を大学合格させていることが分かります。
くわえて、民間企業就職は11年連続100%達成と、大学進学だけでなく就職にも強い学校だといえるでしょう。
▼この記事も読まれています
長崎市中心部のおすすめ観光スポット3選!異国情緒を楽しもう
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
長崎市の賃貸物件一覧へ進む
まとめ
長崎市にある海星高等学校はフランス系カトリックのマリア会が運営するミッションスクールで、長い歴史と伝統を誇ります。
3つのコース制を採用し、生徒の夢や目標に応じた多様な教育を提供しているのが特徴です。
お子さまの将来の可能性を広げたいとお考えの方は、長崎市にある海星高等学校近くの引っ越しを検討してみてはいかがでしょうか。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
長崎市の賃貸物件一覧へ進む