お子さまのいる方が引っ越しをする際、その街の教育環境は気になるポイントではないでしょうか。
どのような教育施設があるのか、概要や特徴について知っておくことも大切です。
今回は諫早市にある鎮西学院大学の概要と、学科・学部、特徴について解説します。
近隣にお引っ越しするご予定の方は、ぜひ参考になさってください。
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諫早市にある鎮西学院大学の概要
まずは、諫早市にある鎮西学院大学の概要について解説します。
概要1：建学の精神・教育理念
諫早市にある鎮西学院大学では、キリスト教の信仰から生まれる価値観を基盤としています。
倫理性が高く、優れた教養と専門的知識・技術を有する、国際的に有為な社会人を育成しているのが特徴です。
母体である鎮西学院はキリスト教精神を「敬天愛人」とし、神を敬愛し、隣人に奉仕する者を教育の目標としてきました。
この校訓を大学にてさらに発展させ、神を敬愛し隣人愛に生きる「アデルフォス」（兄弟姉妹）を育成することと定めています。
鎮西学院大学の教育使命における概要は、アデルフォスを育成することです。
概要2：鎮西学院大学の歴史
鎮西学院大学は、世界の姉妹校からの援助や地域社会からの要請受け、2002年に開学しました。
1881年に加伯利英和学校として設立し、1906年に私立鎮西学院と改称しています。
1945年の原爆投下により、校舎が全壊、多数の教職員と生徒を失いました。
そのあと、校地を諫早市の西栄田町に移転、1966年に鎮西学院短期大学が設立されています。
2001年には創立120周年、2021年には創立140周年を迎えた、歴史ある大学です。
概要3：ピースチャペルの活動
諫早市にある鎮西学院大学の学内には、ピースチャペル（教会堂）があります。
毎週水曜日の10:30～11:00まで、ピースチャペルでは礼拝（ピースアワー）がおこなわれているのが特徴です。
牧師や教職員の話、学生の課外活動や留学体験の発表など、毎週さまざまな礼拝が実施されています。
また、諫早市にある鎮西学院大学のピースチャペルは、クラブやサークルの練習場所としても利用されています。
練習している主なクラブは、ジャズアンサンブル・アコースティックギター・コーラス隊などです。
ピースアワー内の発表会や大学文化祭への出演、大学外でのイベントへの参加のために、楽しく練習・活動しています。
授業の合間や放課後に一息つける場所としても開放されており、読書やピアノの練習、お祈りなどがおこなえます。
概要4：アクセス
諫早市にある鎮西学院大学へは、スクールバスの利用が便利です。
●所在地：長崎県諫早市西栄田町1212-1
●アクセス方法：JR「諫早」駅より徒歩約15分、またはスクールバスで約5分
●駐車場：あり（80台）
スクールバスは費用がかかりません。
また、駐車場が完備されているので、車での通学も便利です。
佐賀方面など、遠方から車で通学する学生もいます。
周辺は小・中学校、高等学校が建ち並び、学園都市にふさわしい住環境です。
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諫早市にある鎮西学院大学の学科・学部
続いて、諫早市にある鎮西学院大学の学科・学部について解説します。
学科・学部1：総合社会学部 多文化コミュニケーション学科
学科・学部としてまず挙げられるのが、総合社会学部多文化コミュニケーション学科です。
総合社会学部多文化コミュニケーション学科では、外国語によるコミュニケーションスキルを身に付けることを重視しています。
海外への語学留学や国際ボランティアをとおし、グローバルな視野を持った人材を養成しているのが特徴です。
言語・文化コース（英語・中国語・韓国語・日本語）と、国際協力・国際ビジネスコースが設置されています。
総合社会学部 多文化コミュニケーション学科で取得可能な資格は、中学校教諭一種免許（英語）、高校教諭一種免許（英語）、日本語教師育成過程修了書です。
学科・学部2：総合社会学部 経済政策学科
総合社会学部 経済政策学科は、経済・経営に関する知識を基礎から学び、公務やビジネス社会で活躍できる人材を養成する学科・学部です。
経済コース・経営コース、地域政策コースにわかれており、目指す将来に合わせて学ぶことができます。
取得可能な資格は、簿記、英検、TOEICなどです。
また、公務員を目指す学生のため、公務員対策講座も設けられています。
学科・学部3：総合社会学部 社会福祉学科
諫早市にある鎮西学院大学には、総合社会学部社会福祉学科もあります。
高い福祉のマインドを持ち、医療や教育、福祉の分野で活躍できる人材を育成する学科・学部です。
主なコースは、医療福祉・社会福祉・精神保健福祉・特別支援教育となります。
取得可能な資格は、社会福祉士受験資格、精神保健福祉士受験資格、身体障がい者福祉司、高校教諭一種免許（福祉）、高校教諭一種免許（公民）などです。
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諫早市にある鎮西学院大学の特徴
最後に、諫早市にある鎮西学院大学の特徴について解説します。
特徴1：手厚いキャリア支援
鎮西学院大学では、少人数制を活かした教育をおこなっています。
一人ひとりの進路希望に沿った学習計画を作成し、目標達成への指導をおこなっているのが特徴です。
また、個別の就職支援や相談体制も整っています。
応募書類の書き方や面接の受け方などで、就職活動を手厚くサポートしてくれるのが嬉しいです。
特徴2：本学独自の奨学金制度
諫早市にある鎮西学院大学では、教育研究に熱意がありながら、経済的な理由で修学が困難な学生に対する奨学金制度があります。
一定額を給付することにより、経済的な負担の軽減を図ることが目的です。
半期分の授業料と教育充実費の上限を受給したり、前期と後期にわけてまとまった奨学金を受け取ったりできるタイプがあります。
特徴3：海外研修・留学制度
諫早市にある鎮西学院大学の特徴として、世界各地に交換留学・語学留学などをおこなう協定校や連携校があることが挙げられます。
留学は語学力の向上はもちろん、異文化や国際問題を学び、視野を広げる大きなチャンスの一つです。
協定校への交換留学の場合、授業料は免除されます。
留学先での単位が認定されるため、留年する心配もなく、安心して海外留学することが可能です。
また、アジアを中心とする、体験プログラムも用意されています。
孤児施設などでのボランティア活動をおこない、国際問題について学んだり、貧困地域の子どもたちとの交流で、国際的な教育問題に触れたりすることが可能です。
イギリスへの短期の語学留学プログラムもあります。
特徴4：高大連携に取り組む地域貢献型の大学
鎮西学院大学は地域に開かれた地域貢献型の大学として、高大連携に積極的に取り組んでいます。
主な活動は、高校への出前授業や総合的な探究、鎮西学院高校との連携などです。
国際的に活躍できる人材や、地域に貢献できる人材の育成を目指しています。
大学の学びの面白さを知ってもらうため、ワークショップで本学の教員や学生との交流もおこなっています。
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まとめ
諫早市にある鎮西学院大学では、優れた教養と専門的知識・技術を有する、国際的に有為な社会人を育成しています。
多文化コミュニケーション学科や経済政策学科、社会福祉学科など、複数の学科・学部がある大学です。
学生一人ひとりに応じたキャリア支援や、独自の奨学金制度、海外研修・留学などがあり、楽しく安心して学べる環境が整っています。
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