長崎市周辺に住まいをお探しの子どもがいる家庭では、新しい街がどれぐらい子育てしやすいかが気になるところでしょう。
市が取り組んでいる支援や助成について前もって調べておくと、ある程度安心感を持って新生活を始められます。
こちらの記事では長崎市の子育て支援について、助成や育児支援、さらに父母に対するサポートもあわせてご紹介しますので、参考にしてください。
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長崎市が子育て支援としておこなっている助成について
長崎市では子育て支援として子どもを育てる家庭に対してさまざまな助成をおこなっており、各家庭の状況や事情に応じた手厚い補助が各種そろっています。
ここでは子育て世帯への助成について詳しくご紹介しましょう。
保育料の負担軽減
長崎市では子どもが2人以上の多子世帯に対して、保育料の負担軽減を実施しています。
小学校入学前でいちばん上の子から数えて2人目の子は保育料が半額、3人目以降の子からは保育料が無料になります。
また、推定年収470万円未満の子育て世帯の場合、18歳までのいちばん上の子どもを1人目として、2人目が半額、3人目以降は無料です。
育児支援サービス利用料の助成
コロナウイルス流行後、長崎県外に実家がある女性は里帰り出産などが難しい場合もあり、妊産婦が民間による育児支援サービスを利用した際には利用料金を一部、市が負担します。
他にも出産前に受けるウイルス検査やコロナウイルスに罹患した妊産婦に対するサポートもおこなっており、できる限り妊産婦の不安を軽くできるよう助成制度が充実しています。
ウェルカム補助金
ウェルカム補助金とは、仕事をしている子育て世帯で長崎市に移住してきた家庭に交付される補助金です。
補助金額は35万円となっており、移住元に住んでいた頃に妊娠中だった場合も補助金を受け取れます。
この補助金を受ける場合、長崎県外に1年以上住んでいた、長崎市内に移住して1年以内であるの2点の他、仕事に関して定められた要件も満たす旨、ルールが決められています。
移住してきてから1年以内に申請をしないと補助を受けられない点、3月21日~31日の間は申請ができない点に気を付けましょう。
特例給付制度
長崎市の特例給付制度は、所得上限限度額未満の方に対して毎月、児童1人につき一律5,000円が支給される制度です。
対象となるのは、住民票を日本国内に有している子どもで、同居している保護者のうち収入の高い方となります。
所得上限限度額は子どもの人数によって異なり、長崎市の子育て応援情報サイトイーカオに詳しく掲載されているので参考にしてください。
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長崎市の子育て支援としておこなわれている育児支援
さまざまな子育て支援を実施している長崎市では、サポートの一環として育児支援も活発におこなっています。
長崎市に住む子どもたちが読書に親しめるよう、心温まる育児支援をおこなっているので積極的に利用しましょう。
絵本のプレゼントサービス
長崎市内に住んでいる赤ちゃんが4か月児健診を受ける際、健診会場で絵本の引換券をプレゼントしています。
引換券と母子健康手帳を図書館や公民館内の図書室に提示すると、市が選んだ5種類の中から好きな本を1冊受け取れます。
こどもとしょかん
長崎市立図書館では、こどもとしょかんと名付けられた子ども向けの本の貸し出しがおこなわれており、1人につき10冊まで本を借りるのが可能です。
休館日は毎週火曜日と年末年始、開館時間は9:30~20:00までと比較的遅い時間まで利用できるので、お仕事をしている父親や母親でも利用しやすい点が魅力です。
また、ブックポストが設置されているため、図書館が休みの日にも本を返却できます。
こどもとしょかんで借りたい本がある場合、館内にあるパソコンを使って自分で本を検索できる他、置いていない本はリクエストするのも可能です。
さらに、特殊な布で作られた人形をボードに貼ったり剥がしたりして自由に動かせるパネルシアターや、エプロンに人形を貼り付けて上演するエプロンシアターの貸し出しもおこなっています。
こどもとしょかんでは定期的におはなし会もおこなわれており、事前の申し込みは不要です。
会場はこどもとしょかん内のおはなしのへやで、0・1歳向けのあかちゃんおはなし会と2歳~小学生くらいの子どもに向けたおはなし会がそれぞれおこなわれています。
おはなし会の開催日程や読まれる絵本は市立図書館の、こどもとしょかん専用サイトに掲載されているので参考にしてください。
ちなみに、こどもとしょかん内には授乳・オムツ替えスペースや子ども用トイレの他、ベビーカーの貸出もあるので、小さな子どもや兄弟姉妹を連れてきている場合も安心です。
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長崎市でおこなわれている父親・母親に対する子育て支援サポート
長崎市では育児中の父親・母親に対するサポートも充実しており、ゆとりを持った子育てができる環境づくりに努めています。
周囲に相談できる方がいない、育児に不安があるなど、さまざまな悩みを抱えている保護者をサポートする子育て支援の態勢が整っているので、積極的に利用しましょう。
ココロンパスポート
ココロンパスポートとは長崎県の公式LINEアカウントから利用できるサービスです。
県内約2,500店の協賛店においてココロンパスポートを提示すると、小学校入学前のお子さまがいる家庭がお得で便利なサービスを受けられます。
各店舗が提供しているサービス内容は、ベビーカー利用可、授乳室完備などのすまいるサービス、割引やポイント2倍などのとくとくサービス、また、多子世帯へのサービスなどです。
また、長崎県こども未来課の公式サイトには、ながさき子育て応援ネットのココロンネットがあり、育児をする家庭に向けたさまざまな情報を掲載しています。
赤ちゃんの駅
長崎市内では地域全体が子育てを応援しており、子ども連れで外出する父親・母親へのサポートとして、赤ちゃんの駅の認定を進めています。
赤ちゃんの駅とは、オムツ換えスペースや授乳室を開放したり、無料で施設を提供したりと、小さな子どもを連れて外出する際に利用できる場所が用意されている施設です。
認定済みの施設にはオムツ換えができる場所や授乳できる場所が完備されているので、急に赤ちゃんがぐずったときでも安心です。
赤ちゃんの駅に認定された施設名は、長崎市子育て応援情報サイトイーカオに一覧表が掲載されているので、お出かけ前にチェックしておくのをおすすめします。
育児中でも家族で外出でき、父親・母親が安心して過ごせる赤ちゃんの駅は随時募集中なので、今後も各地域に増えていくのが期待できます。
各種イベント
長崎市各地では子育てを楽しめるようさまざまなイベントを開催していて、育児中の父親・母親が幅広く参加可能です。
離乳食や幼児食の作り方を学べる料理教室や歯磨きレッスンなど、年齢に応じたイベントも多数用意されているので、近くの地域の支援を探してみましょう。
育休復帰・再就職に関する窓口
育児に一区切りつき仕事を再開したいと考えている保護者が、復帰についての相談をできるよう、各地域に窓口が設けられています。
育休復帰や仕事を辞めた際の再就職など、復職について悩んでいる場合は一度相談してみるのをおすすめします。
父親の育休支援
近年、父親の育児参加も勧められていますが、職場によっては育休が取りにくい環境も少なくありません。
そのような方のために、自治体では育休支援をおこなっているところもあり、育休取得した父親や父親の勤務先である企業への補助金支給などがおこなわれています。
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まとめ
長崎市には子育て支援として各家庭の状況に合わせた助成があり、家庭の負担を軽減できるよう取り組んでいます。
また、絵本のプレゼントサービスやこどもとしょかんなど、子どもが本と親しめる育児支援がある点も特徴です。
さらに、育児中の父親・母親に対するきめ細かいサポートもあるので、積極的に利用しましょう。
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