ファミリーのお引っ越しで気になるのは、お子さまの通学先ではないでしょうか。
単身の方や学齢期のお子さまがいない方でも、地域住民の一人として学校と関わることがあるかもしれません。
そこで今回は、長崎県西彼杵郡に引っ越しをご検討中の方に向けて、青雲中学校・高等学校の概要や特徴を解説します。
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西彼杵郡にある青雲中学校・高等学校の概要
青雲中学校・高等学校は、長崎県西彼杵郡時津町にある私立の中学校・高等学校(中高一貫校)です。
1975年に第1回目の入学式がおこなわれ、2025年で開校50周年を迎えます。
当初は男子のみの学校でしたが、1995年に高等学校が、2009年には中学校が男女共学となりました。
青雲中学校・高等学校の校名の由来
若さ・清さを意味する「青」に、高さや優秀さを意味する「雲」を組み合わせてできた言葉が、校名の「青雲」です。
「立派な学徳をそなえ、名声がたかい」という意味があります。
また「青雲の志」の故事成語にならい、「今は未熟であるが、孜々として学徳を磨くことに努め、将来りっぱな人になろう」という決意も込めています。
青雲中学校・高等学校の建学の精神
青雲中学校・高等学校の建学の精神は「知・徳・体の調和の取れた全人教育」です。
豊かな知性と寛大な心、たくましい身体を育むために、次の6つを心がけて学校運営をおこなっています。
●教育愛に燃える教師と、学習意欲の盛んな生徒による、師弟同行の明るい家庭的な学園を目指す。
●青雲の志を抱く生徒の、一人ひとりの能力を最大限に発揮する。
●学力充実のため、独自の教育課程を編成し、刻苦勉励して学ぶ校風を創る。
●徳育に力を注ぎ、自己抑制力と基礎的習慣の躾に努める。
●体育を重視、健康な体をつくるとともに、不撓不屈の精神を養う。
●いまをだいじに、こんにち、ただ今のことに、全力をつくす生活態度を育成する。
学力や体力を向上させるだけでなく、これまでの教育のあり方を見直した「真の人間教育」を標榜し、人間性の涵養に力を入れている学校です。
青雲中学校・高等学校の特徴
青雲中学校・高等学校の何よりの特徴は、自然豊かな場所にありながら、東京大学をはじめとする有名大学や医学部への進学実績が多いことです。
2009年には東京大学の累計合格者数が600名を超え、直近3年間でも25名が合格を手にしています。
その秘訣は、中高一貫校の利点を生かしてゆとりあるカリキュラムを組んでいること、そして質の高い授業を展開していることです。
中学校からの入学者には6年間を見通した効率の良いカリキュラムを、高等学校からの入学者には中学校からの入学者との学力差が1年で埋まるようなカリキュラムを組んでいます。
そのため、高校1年生の時点では中学校からの入学者と高等学校からの入学者は別々に授業を受けますが、高校2年生からは合同で学ぶことが可能です。
●所在地:長崎県西彼杵郡時津町左底郷245-2
●アクセス方法:「長崎駅」「浦上駅」からバスで約30分・バス下車後タクシーで約5分/「長崎駅」「浦上駅」からタクシーで約20分
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西彼杵郡にある青雲中学校・高等学校の教育
青雲中学校・高等学校では「師弟同行」の精神のもと、生徒と教師が一丸となって進路の実現を目指しています。
「青は藍より出でて藍より青し」の言葉のとおり、生徒が教師をもしのぐような人間となることが、学校としての願いです。
段階ごとの教育の特徴
青雲中学校・高等学校は中高一貫校であるため、中学1年生で入学した場合、6年間在籍することになります。
6年間を2年ずつの3段階にわけ、各段階に適した教育を施していることが特徴です。
導入期・基礎期(中学1・2年生)
ボランティア活動や柔道・剣道に力を入れ、礼儀や道徳心を育む時期です。
勉学面では、中学2年生で中学校の課程を修了します。
充実期(中学3年生・高校1年生)
習熟度別の授業をおこない、基礎力の充実と応用力の向上を図る時期です。
ネイティブによる国際理解の時間や、さまざまな講義・合宿などがあり、多様な経験を積めます。
発展期(高校2・3年生)
希望する進路の実現を目指し、自身の習熟度や進路に合った授業を受ける時期です。
高校2年生で高校の課程が終わり、3年生では演習中心の授業となります。
青雲中学校・高等学校が大切にしていること
青雲中学校・高等学校では6年間を3段階にわけていますが、「知・徳・体」の3つを大切にしていることは、どの段階でも変わりません。
知:能力を最大限に発揮する
進学塾が少ないのどかな環境でも多くの生徒が難関大学に合格しているのは、ゆとりあるカリキュラムのもと、毎日の授業の質が高いためです。
生徒一人ひとりの能力を最大限に発揮できるよう、熱意のある教師たちがハイレベルな授業をおこなっています。
徳:豊かな心を育てる
自己実現のためには、自分自身を律する能力が欠かせません。
青雲中学校・高等学校ではボランティア活動などに力を入れ、道徳心や自己抑制力を養っています。
体:健康な体と不屈の精神を養う
人生を通じて役に立つ体力と不撓不屈の精神を身につけられるよう、体育の授業にも力を入れていることが特徴です。
多くの生徒が、学力だけでなく体力も向上した状態で卒業します。
大学合格実績
概要の章でご紹介したとおり、青雲中学校・高等学校は多くの東大合格者を輩出しています。
また、難関大学や医学部への合格実績が多いことも特徴のひとつです。
2023年度の国公立大学の合格実績は142、医学部の合格実績は109でした。
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西彼杵郡にある青雲中学校・高等学校の学校生活
青雲中学校・高等学校は自然に恵まれているだけでなく、キャンパスの設備にも恵まれています。
さまざまな設備に囲まれて、充実した学校生活を送れることでしょう。
キャンパス
図書館や階段教室、ICT教室など、内容や規模に応じたさまざまな教室があることが特徴です。
階段教室には大型のスクリーンもついており、多種多様な授業や講座・研修に対応できます。
昼食時には、豊富なメニューが用意されている食堂を利用可能です。
キャンパスは緑豊かな場所にあるため、通学が難しいと感じる方もいるかもしれません。
そのような場合に備え、男子生徒には寮が、女子生徒には指定下宿が用意されています。
進路指導
青雲中学校・高等学校では、「あたたかく、きびしく、きめこまかく」をモットーにした進路指導をおこなっています。
自分により適した進路を見つけるために、卒業生講話や首都圏・海外への研修など、視野を広げるプログラムが充実していることも特徴です。
長期休暇中の課外授業や、試験前の中学3年生・高校3年生を対象とした学力強化合宿も実施されています。
クラブ活動
青雲中学校・高等学校はクラブ活動も活発であり、運動部・文化部ともに10以上のクラブが存在します。
●運動部:剣道部・柔道部・陸上競技部・新体操部・バスケットボール部・サッカー部・水泳同好会など
●文化部:サイエンス部・ディベート部・写真部・囲碁部・美術部・吹奏楽部・クイズ研究会など
多くのクラブがあるため、興味・関心のある部活動が見つかりやすいでしょう。
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まとめ
西彼杵郡にある青雲中学校・高等学校は、長い歴史を誇る共学の中高一貫校です。
生徒と教師が一丸となり、知・徳・体を大切にしながら希望する進路の実現を目指しています。
キャンパス内の設備も整っているため、充実した学校生活を送れることが特徴のひとつです。
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