引っ越し先がどのような場所か知るには、地域で親しまれている施設についてチェックするのがおすすめです。
教育施設もチェックしたい施設のひとつで、長崎市には町の雰囲気に合った大学が多くあります。
そこで今回は、長崎市にある活水女子大学にスポットを当てて、大学の概要・学べる学科・キャンパスの特徴をご紹介します。
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長崎市にある活水女子大学の概要
長崎市にある活水女子大学は、キリスト教の教えに基づき、学生たちがさまざまな学びを得る場所です。
活水女子大学がどのように地域に愛されているかを知るためにも、まずは大学の概要をチェックしてみましょう。
建学の精神であるキリスト教
活水女子大学は、アメリカ出身のメソジスト教会の宣教師であるエリザベス・ラッセルによって創立されました。
ラッセル宣教師は、信念のよりどころでもあるキリスト教を建学の精神に掲げ、活水女子大学での教育を進めてきました。
具体的には、生きるために必要となる知恵や生命をキリストの人格から汲むことを教えとしていることが教育の特徴です。
活水女子大学の名前も新約聖書から取られていて、永遠の命を宿す活ける水がそのルーツです。
活水女子大学の沿革
ラッセル宣教師によって活水女子大学が作られたのは、明治12年のことです。
明治20年には、中学校から大学までの一貫した教育課程を整備しています。
戦後には新学制により短期大学が作られたほか、英文科・家政科・音楽家といった魅力ある学びの場も作られました。
また、2005年には短期大学が閉学しましたが、2009年に看護学部が作られたことは大きなできごとです。
2019年には創立140周年を迎え、2024年には国際文化学科が設置されるなど、社会から必要とされる人材の育成に尽力しています。
伝統に裏打ちされた新しい大学
活水女子大学には長い歴史と伝統がありますが、常に変化を求め、新しい大学であろうとしていることに特徴があります。
守りたい伝統にはキリスト教教育も挙げられますが、教育では時代の要請に応える専門的な知識や技術の習得も含まれます。
また、卒業式でとりおこなわれる伝統的な儀式である魂譲りも、活水女子大学が長い歴史のなかで守ってきたものです。
こうした伝統のなかで現代を生きる自分との対話をおこない、守りたい伝統と歓迎する変化を見極められる学生を育てています。
アクセス
活水女子大学の東山手キャンパスは、JR長崎駅から路面電車に乗り、メディカルセンターで下車し、歩いて5分ほどのところにあります。
長崎駅から車でアクセスする場合には、長崎自動車道を経由して8分ほどで到着します。
また、活水女子大学には東山手キャンパスのほかに大村市の大村キャンパスがありますが、こちらに置かれているのは看護学部です。
●所在地:⻑崎市東⼭⼿町1-50
●アクセス方法:JR長崎駅から[1]系 乗車「新地中華街」で[5]系に乗り換え「メディカルセンター」下車(所要時間約15分、徒歩5分)
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長崎市にある活水女子大学の学部・学科
活水女子大学の大村キャンパスには看護学部が置かれている一方、長崎市にある東山手キャンパスには多彩な学部・学科があります。
長崎市に引っ越して活水女子大学での学びを希望するならば、どのような学部・学科があるかチェックしてみましょう。
国際文化学部
活水女子大学の国際文化学部には、国際文化学科・英語学科・日本文化学科の3学科があります。
国際文化学科では英語コミュニケーションコースのほか、地域・ビジネスコースなどがあり、それぞれにグローバルな視点から社会や地域の課題解決に取り組むことを目標にしています。
また、英語学科は、グローバル企業や通訳といった将来のキャリアに直結する教育が受けられることが特徴です。
さらに、日本文化学科においては、日本文学を学ぶ日本語日本文学コースと、地域経済学やマーケティングについて学ぶ地域ビジネスコースがあります。
音楽学部
活水女子大学の音楽学部には音楽学科があり、学内のみならず学外での音楽活動や教育経験をとおして、表現力やコミュニケーション能力の向上を目指しています。
音楽学部音楽学科では、演奏技術の習得はもちろんのこと、演習や理論といった体系的なカリキュラムが用意されていて、音楽を多面的に学べることが特徴です。
また、中学校と高等学校の音楽科教諭の免許取得を目指す学生も、音楽学部で学んでいます。
このほかに取得できる資格として、幼稚園と小学校の教諭免許のほか、音楽療法士などがあります。
健康生活学部
活水女子大学の健康生活学部とは、健康で快適な生活のために社会や環境への配慮ができる人材を育成する学部です。
健康生活部には、食生活健康学科・生活デザイン学科・子ども学科の3つの学科があります。
食生活建国学科では、食のプロフェッショナルである管理栄養士を育成し、医療や福祉・教育・行政といった現場で活躍する人材となることを目指します。
生活デザイン学科とはグラフィックデザイン・建築・プロダクトデザインなど幅広いデザインを習得するための学科です。
就職の強みとなる資格を取得できるのはもちろん、クリエイターや教員といった人材育成にも力を入れています。
大学院
活水女子大学の大学院には、文学研究科英文学専攻があり、より深い学びを求める方に門扉を開放しています。
この大学院文学研究科英文学専攻には、英文学だけでなく米文学・英語学の3コースがあります。
英文学と米文学のコースでは、テキストの研究以外に風俗習慣や時代思潮といった分野の知識習得が可能です。
この大学院は社会人入試も実施していて、平日夜間や土曜日に開かれる講義もあります。
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長崎市にある活水女子大学のキャンパスライフの特徴
長崎市にある活水女子大学には、多彩な学部・学科だけでなく、日々の生活や将来の目標をサポートしてくれる特徴があります。
学生のための手厚いサポートにあるキャンパスライフについても、チェックしてみましょう。
キャリア教育
長崎市にある活水女子大学では、新しい学びのメソッドとして、自治体や企業へのプレゼンをおこなう産学官連携型PBLを活用したキャリア教育を実施しています。
また、上級生が下級生のアシスタントを務めるSA制度が取り入れられていることも、キャリア教育のひとつの特徴です。
就職支援プログラム
長崎市にある活水女子大学の就職支援プログラムは、自分自身で進路を決定できるように個別支援に力を入れていることが特徴です。
具体的には、総合就職テストや就職試験対策講座、ハンディキャップのある学生への就職支援などが挙げられます。
また、就職相談に応じる職員はキャリアコンサルタントの有資格者も在籍していて、問題解決をサポートしてくれることが特徴です。
教職支援室
長崎市にある活水女子大学では、さまざまな学部・学科のなかで教員免許の取得をサポートしてくれる体制が整っていることも特徴のひとつです。
ガイダンスや学習会の年間計画が定められているのはもちろんのこと、土曜日の学習会開催・教職模擬試験などが実施されることも特徴といえます。
国際交流
長崎市にある活水女子大学の特徴に挙げられるのが、活発な国際交流ができることです。
交換留学制度や語学研修留学制度があるほか、異文化理解演習の一環として海外研修の機械も設けられています。
また、国際交流・留学センターでは、海外留学を希望する学生の相談や手続きのサポートをおこなっていることも、活水女子大学の特徴です。
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まとめ
長崎市にある活水女子大学は、キリスト教の教えに基づき、伝統と変化を見極める人材を育成する大学です。
長崎市にある東山手キャンパスでは、国際文化学部・音楽学部・健康生活学部のほか、英文学専攻の大学院教育もおこなっています。
キャリア教育や国際交流といった活水女子大学のキャンパスライフの特徴もチェックして、長崎市での暮らしを考えてみてはいかがでしょうか。
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