大学進学を機にお引っ越しを検討される方も少なくないでしょう。
長崎市には魅力ある大学が数多くあり、たくさんの学生が充実した毎日を送っていることも特徴です。
そこで今回は、長崎市にある長崎純心大学について、概要・学部・キャンパスの特徴を解説します。
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長崎市にある長崎純心大学の概要
長崎市にある長崎純心大学は、カトリックの教えと奉仕の精神を大切にする大学です。
地域に親しまれている長崎純心大学の教育理念や沿革を知って、地域に親しまれている大学の概要をチェックしてみましょう。
長崎純心大学の教育理念
長崎純心大学の教育理念は、カトリシズム的建学の精神に基づいて学び、地域と世界に貢献する人材育成や平和・文化・福祉に寄与することを目標としています。
長崎純心大学の学術の中心には追い求める真理があり、知的かつ道徳的な応用能力の展開によって全人教育に努めるとしています。
初代学園長が学生に説き続けていたのは、聖母マリアのように神と人々に喜ばれる人間となるよう努力することです。
長崎純心大学の名前のなかにある純心とは、現在に至るまで生き続けている初代学園長の純心教育の心でもあります。
また、神と人々に喜ばれるには判断力とともに愛の奉仕も大切にし、嫌なことも率先しておこなう「マリアさま いやなことは 私がよろこんで」の学園標語も印象的です。
長崎純心大学の沿革
長崎市にある長崎純心大学の母体である長崎純心聖母会が設立されたのは、1934年のことです。
翌年には、後の長崎純心高等女学校である純心女学院がつくられ、1937年には純心幼稚園も開設されています。
1940年には、当時としては九州唯一の保母養成所がつくられるなど、熱心な教育活動がおこなわれていたことが沿革からわかります。
1945年の8月9日には原子爆弾が長崎の町に投下され、校舎はもとより学徒と教職員にも甚大な被害が発生しました。
しかし、戦後間もない同年10月には海軍航空廠工員宿舎での授業が再開され、1947年には純心中学校と純心女子専門学校が開設されています。
1950年には純心女子短期大学が開学し、1994年には4年生の長崎純心大学が開学、1998年には大学院修士課程も置かれています。
また、これまでは女子に特化した教育機関でしたが、2019年には長崎純心大学における全学男女共学制が始まりました。
長崎純心大学へのアクセス
長崎純心大学の所在地は、長崎県長崎市三ツ山町235番地です。
市街地からは少し離れた自然豊かな場所にありますが、バスに乗れば長崎駅から35分ほどで到着できるためアクセスしやすいといえます。
長崎バスターミナルから発車するバスは、長崎駅・浦上駅を経由し長崎純心大学のある恵の丘が終点です。
この恵の丘へいくバスは30分おきに運行されているため、受ける講義に合わせたアクセスも可能です。
また、JRでのアクセスは、浦上駅か西浦上駅からバスを利用することになります。
いずれも、恵の丘までのバスが利用できます。
●所在地:長崎県長崎市三ツ山町235番地
●アクセス方法:JR長崎本線「浦上駅」または「西浦上駅」から徒歩すぐ
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長崎市にある長崎純心大学の学部・学科
長崎市にある長崎純心大学には、多彩な学びのカリキュラムが用意されています。
専門的な学部や学科で学べるのはもちろんのこと、より高度な研究をおこなう大学院も整備されていることがポイントです。
学科①言語文化情報学科
長崎純心大学には、人文系の3つの学科があります。
1つ目の学科である言語文化情報学科では、日本文化の多様性や普遍性についての理解を深めます。
また、日本語だけでなく世界に通用する英語能力とコミュニケーション能力の育成も特徴です。
学科②福祉・心理学科
長崎市にある長崎純心大学の学部にある2つ目の学科として挙げられるのが、地域包括支援学科から名称が変わった福祉・心理学科です。
以前の名前からもわかるとおり、地域での支え合いや豊かな生活の支援のための学びを目的としています。
将来的には、ソーシャルワーク・心理学・カウンセリングなど医療や福祉に関わる専門家となるべく多くの学生が学んでいます。
学科③こども教育保育学科
こども教育保育学科は、子どもの教育や保育を担うために専門知識と人間性を養うことを目標とする学科です。
幅広い知識が必要になるのはもちろんのこと、教養や豊かな表現力と感性といったものも、このこども教育保育学科では大切な教育内容です。
大学院
長崎純心大学には、4分野を研究する博士前期課程と、2分野に分かれた博士後期課程が置かれています。
博士前期課程では、福祉文化・臨床心理・児童保育文化のほか、文学やキリスト史などの比較文化も研究対象です。
さらに、博士後期課程においては、研究者として自立して研究活動をおこなうことや専門業務への従事を目的として、文学・福祉の2分野が研究対象となっています。
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長崎市にある長崎純心大学のキャンパスライフの特徴
長崎市にある長崎純心大学では、学問のほかにも充実したキャンパスライフを送れる特徴があります。
いくつかのポイントをご紹介しますので、どのような特徴があるかチェックしてみましょう。
年間スケジュール
長崎市にある長崎純心大学の年間スケジュールのなかでも特徴的なのが、10月におこなわれる純心祭と12月にある2つのイベントです。
10月の純心祭とは、学生が主体となって企画運営を担う学園祭です。
毎回テーマを掲げて企画をおこなうほか、学科やサークルによる模擬店なども楽しいイベントとなります。
また、12月には創立記念日と学内クリスマスの2つのイベントがおこなわれることも、長崎純心大学の特徴です。
創立記念日である12月8日は聖母マリアの祝日でもあり、全学生と学園関係者による記念行事がおこなわれます。
さらに、学内クリスマスでは、12月から1月までおこなわれるクリスマスツリーのイルミネーションが特徴です。
聖歌のなかでキリスト降誕を示す星に灯が入る点灯式は、清らかな雰囲気と学園の精神を感じられるイベントです。
就職・進路実績
長崎純心大学の特徴の1つに挙げられるのが、高い就職率などの実績です。
2023年度の実績を見ると、就職希望者数に占める就職者数の割合を示す就職率は、学部全体で99%になります。
また、就職先を県内に絞った場合、県内就職率は68%と高い水準です。
さらに、人数は多くないものの、さらなる学びを求めて進学する学生もいます。
進学先としては、大学院をはじめとして留学などが挙げられます。
こうした就職・進路実績の高さを支える取り組みとして注目なのが、全学年を対象に適時おこなわれるキャリアオリエンテーションの存在です。
このキャリアオリエンテーションは、長崎純心大学独自の取り組みであり、企業から講師を招くなど多彩な内容がポイントです。
国際交流
長崎市にある長崎純心大学では、留学生とのコミュニケーションがとれる機会が多く用意されていることも特徴です。
新入生を対象にしたフレッシュマンプログラムでは、短期留学生が学生とともに国際交流をおこないます。
フレッシュマンプログラムと同じく4月にあるのは、留学生や留学経験を持つ学生、海外研修担当教員らによる対話会です。
留学に興味がある学生にとって気になる留学生活など、ランチをとりながら楽しくおしゃべりできる機会となります。
長崎純心大学では、姉妹校からの留学生受け入れを積極的におこなっているほか、言語文化の学習のための海外実習もおこなっています。
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まとめ
長崎市にある長崎純心大学は、カトリシズム精神に基づいて学び、地域と世界に貢献する人材育成や平和・文化・福祉に寄与することを目標に掲げた大学です。
長崎純心大学には、言語文化情報学科・福祉・心理学科・こども教育保育学科のほか、大学院も設置されています。
高い就職率や留学生との国際交流など、長崎純心大学のキャンパスライフの特徴もチェックしてみるとよいでしょう。
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