西彼杵郡時津町に移住するメリットは？支援制度と口コミもご紹介！

新しい場所に引っ越す前には、そのエリアにどのような特徴があるか調べるのがおすすめです。
とくに、移住者に対して支援制度があるかどうかは、新しく移り住む方にとって大切なポイントです。
そこで今回は、西彼杵郡時津町に移住をお考えの方に向けて、時津町のメリット・デメリットと移住支援制度のほか、気になる口コミをご紹介します。

西彼杵郡時津町に移住するメリット・デメリット

西彼杵郡時津町に移住した場合、どのようなメリットがあるか、どのようなデメリットに注意が必要かを見てみましょう。

メリット①自然の豊かさ

西彼杵郡時津町（にしそのぎぐんとぎつちょう）は、長崎市の北側に位置する町です。
この時津町に引っ越した場合、生活のなかに自然の豊かさを感じられることがメリットです。
時津町での暮らしで、自然を身近に感じられるのは、山海に囲まれたその立地に理由があります。
時津町は、穏やかな波で知られる大村湾に面していて、豊かな海の恵みを満喫できることが魅力です。
時津港には漁協の直売所があり、メバル・キス・スズキなど、季節ごとに新鮮な魚介が楽しめます。
また、釣りやマリンスポーツなどの海のレジャーが楽しめることも、時津町ならではのメリットです。
このほかに、時津町には、大村湾や長崎市を見渡せる鳴鼓岳があります。
鳴鼓岳は自然公園として整備されていて、比較的登りやすい山として親しまれています。

メリット②利便性の高さ

時津町は山海に囲まれた自然豊かな場所ですが、同時に長崎市にほど近く、利便性の高い場所でもあります。
時津町には幹線道路が走っていて、この幹線道路沿いには大型の商業施設・医療機関などがそろっていることがメリットです。
利便性の低さが移住のネックとなることが多いものの、時津町では自然と利便性の高さの両方が手に入ります。

デメリット①近所付き合い

時津町には、町の外から移住してきた方を快く受け入れる雰囲気が満ちています。
これは、大らかな時津気質とよばれるもので、多くの場合は移住者にとってメリットといえます。
しかし、家族構成やライフスタイルによっては、このご近所同士のコミュニケーションが負担になることがデメリットです。

デメリット②車がメインの生活になる

時津町では、生活に欠かせない商業施設の多くが、幹線道路沿いにあります。
そのため、車がないと生活しにくいと感じられることがデメリットです。
車で長崎市へアクセスしやすい場所ではあるものの、町には電車の駅がありません。

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西彼杵郡時津町への移住で利用できる支援制度

西彼杵郡時津町へ移住する場合、いくつかの移住支援制度を受けられます。
どのような条件でどのような支援を受けられるのか、具体的な内容をチェックしてみましょう。

支援制度①住環境の整備

新しい場所へ移住する場合、悩みの種となるのが住まいの問題です。
時津町では、住まいに関する支援として「時津町子育て応援住宅リフォーム支援事業補助金」の交付をおこなっています。
この補助金の対象となるのは、18歳未満の子どもと同居している・申請日において町内に住宅を所有していない・住宅を取得後10年以上住み続けるなどの条件を満たす世帯です。
また、このほかに、耐震性診断・耐震改修工事の補助を目的とする「時津町安全・安心住まいづくり支援事業補助金」があります。
こちらは、町内の木造一戸建てのなかで、昭和56年5月31日より前に建てられた住宅であることなどが条件です。

支援制度②就職・転職支援

長崎県の移住支援をおこなう「ながさき移住サポートセンター」では、移住を希望する方に向けて長崎県内の求人情報を提供しています。
このながさき移住サポートセンターによる就職・転職サポートの特徴として挙げられるのが、単なる求人情報の提供ではなく、キャリアの棚卸し支援や企業への推薦をおこなってくれることです。
会費が無料で会員制のながさき移住倶楽部では、情報提供とともに引っ越し料金・レンタカー料金の割引が受けられるサービスがあります。
長崎県庁庁舎内に相談窓口があるほか、東京都千代田区有楽町のふるさと回帰支援センターが利用可能です。

支援制度③開業支援

時津町には、西そのぎ商工会があり、移住を希望される方に向けて開業支援を展開しています。
時津町の豊かな自然のなかでビジネスを始めたいと考える移住者は多く、こうしたニーズに対して適切な支援をおこなっているのが西そのぎ商工会です。
西そのぎ商工会は、今まで経験のあるビジネスを時津町で再開する方以外に、新しい分野での事業開拓を目指す方のためにセミナーを開催しています。
開業支援セミナーでは、あらゆる分野の専門家を招き、個別相談や少人数制の創業塾などをおこなっています。

支援制度④農業・漁業への就業支援

時津町への移住をお考えの方のなかには、農業・漁業といった第一次産業へチャレンジする方がいらっしゃいます。
こうした方へ向けて時津町がおこなっているのが、第一次産業への就業支援です。
この支援をおこなうのは時津町の産業振興課で、支援内容は多岐にわたります。
具体的には、関係機関と連携した農地のあっせん・支援制度の紹介などが、主なサポート内容です。

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西彼杵郡時津町へ実際に移住した方のクチコミ

西彼杵郡時津町へ移住する前には、自分と同じように不安と期待を持って移住した先輩たちのクチコミを見てみましょう。

クチコミ①誇りを持てる仕事にめぐり会えた

東京で忙しい毎日を送っていた方のなかに、時津町への移住により誇りを持てる仕事にめぐり会えたといったクチコミがあります。
ながさき移住サポートセンターを利用し、地元企業の面接を受けたところ、長崎で事業展開する会社への入社が決まったといいます。
地元に欠かせない会社であることから、使命感を持って職務をできることに誇りを持っていることがわかります。
また、オフィスの環境は自席が固定されないアドレスフリーで、働きやすい環境が整っているとのことです。

クチコミ②ワークライフバランスの実現

時津町に移住される方のなかには、移住によってワークライフバランスが実現できたとの口コミがあります。
ワークライフバランスとは、仕事とプライベートな時間とのバランスをうまく取ることです。
都会で残業が多い仕事をしている方の場合、プライベートな時間の確保が難しく、ワークライフバランスが崩れやすくなります。
しかし、豊かな自然のなかでレジャーが楽しめる時津町に移住すれば、自分に合った仕事を見つけて充実した人生を送れるかもしれません。
クチコミでは、忙しい生活では子育てができないと感じ、ワークライフバランスの見直しのために時津町へ移住したとの意見が見られました。

クチコミ③暮らしやすい環境がそろっている

時津町で買い物をする場合、駐車場を無料で利用できることが多く、気楽に外出しやすいとの口コミがあります。
また、時津町のなかであらゆる買い物が完結するため、町から出ることなく移動時間を節約できるとの意見もありました。
こうした外出時の利便性の高さとともに目立ったのが、子育てがしやすい環境が整っているとの口コミです。
さらに、お祭りなどのイベントに参加される方が多く、無理なく近隣住民とコミュニケーションを取れることに満足する声もありました。
バスや道路の混雑に対して不満を持つクチコミはあるものの、買い物から仕事までを近距離で済ませられる町なので、比較的移動時間が短くストレスを感じにくいでしょう。

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まとめ

西彼杵郡時津町には、豊かな自然に囲まれて暮らせるメリットがある一方で、町内に電車の駅がなく交通の利便性が低いことがデメリットです。
西彼杵郡時津町では、住まいの支援制度だけでなく、転職・開業・農業など第一次産業への就業支援制度が利用できます。
ワークライフバランスの実現などの口コミもチェックして、西彼杵郡時津町での生活を考えてみましょう。