これから一人暮らしを始める賃貸物件を探すにあたり「ワンルームと1Kではどちらの間取りが良いのか」で迷う方もいるのではないでしょうか。
より充実した一人暮らしを送るためにも、ワンルームと1Kの間取りの違いを事前に把握しておきたいものです。
そこで今回は、一人暮らし向けの賃貸物件の間取りであるワンルームと1Kの違いやそれぞれの間取りのメリット・デメリットについて解説します。
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賃貸物件におけるワンルームと1Kの間取りの違い
賃貸物件のなかでも、ワンルームと1Kは一人暮らしに向いた間取りといえます。
しかしワンルームと1Kはいったい何が違うのか、よくわからない方もいるでしょう。
ここでは、一人暮らしを始めるときに知っておきたいワンルームと1Kの違いについて解説します。
ワンルームと1Kの違い①ワンルームの間取りの特徴
ワンルームとは、キッチンと居室の間に仕切りのなく、全体がひとつの部屋となっている間取りです。
トイレや浴室へと向かう扉も居室内に存在しており、生活動線が短くて済みます。
ただし全体がひとつの空間となっている間取りの都合上、キッチンで料理をするとにおいが部屋中に充満してしまいかねません。
調理中のにおいが寝具や家具、洋服などに染み付いてしまうおそれがある点は意識しておく必要があります。
また、ワンルームの賃貸物件のなかには、洗濯機置き場が設けられていないところがあります。
洗濯をするためにわざわざ共用の洗濯機スペースや近隣のコインランドリーへ移動しなければならないのは、大きな手間といわざるを得ません。
ワンルームと1Kの違い②1Kの間取りの特徴
ワンルームとは違い、1Kの間取りにはキッチンと居室に仕切りが設けられています。
そのためドアを閉めれば、調理中のにおいが居室へ漏れてしまう心配はありません。
ただしキッチンの広さは4.5畳未満が目安であり、賃貸物件のなかには冷蔵庫を置けないところがあります。
キッチンにミニ冷蔵庫が備え付けられていることはありますが、大きな冷蔵庫を置くときは居室の一部を利用するしかありません。
そうなると居室のスペースが狭くなってしまうほか、調理をするたびにキッチンと居室を移動する手間が発生します。
また、トイレが居室の外に設けられている点も、1Kとワンルームの違いです。
友人が遊びに来たときにも気兼ねせずにトイレへ行くことが可能です。
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ワンルームの賃貸物件で一人暮らしをするメリット・デメリット
これから一人暮らしをする賃貸物件を借りるのであれば、間取り特有のメリットとデメリットを把握しておくことが欠かせません。
まずは、ワンルームの賃貸物件のメリットとデメリットについて見ていきましょう。
ワンルームで一人暮らしをするメリット①家賃が安い
ワンルームの賃貸物件で一人暮らしをするメリットのひとつは、1Kよりも家賃相場が安い点です。
東京・大阪・名古屋の三大都市圏でも13~20㎡のワンルームは約4万6,000円~約5万2,000円で借りられます。
一人暮らしをするにあたり、部屋の広さよりもとにかく家賃の安さを重視したい方にはワンルームの賃貸物件がおすすめです。
ワンルームで一人暮らしをするメリット②レイアウトがしやすい
部屋のレイアウトがしやすい点も、ワンルームの賃貸物件ならではのメリットです。
前述のようにワンルームの部屋には扉がなく、ひとつの空間で構成されています。
そのため扉を気にすることなく、自分の好きな家具を設置できます。
また家具の設置を工夫すると、部屋をより広く見せることが可能です。
たとえば両側の壁に沿って家具を配置して中央のスペースを空けるようにすると、開放的な印象を与えられます。
部屋で過ごす時間が多いのであれば、家具などを使用してワークスペースと生活スペースとを区切るのがおすすめです。
ワンルームで一人暮らしをするデメリット①部屋が狭い
賃貸物件によって異なるものの、基本的にワンルームの間取りは部屋が狭い傾向にあります。
6~8畳ほどが一般的ですが、キッチンスペースも含めての広さなので、人によってはより手狭に感じやすいかもしれません。
同じ6畳でもワンルームと1Kとでは広さが異なるので、実際に自分の目で見て確認することをおすすめします。
ワンルームで一人暮らしをするデメリット②部屋が丸見えになる
居室全体がひとつの空間となっているワンルームでは、玄関から部屋が丸見えとなってしまいます。
たとえば、宅配業者などが来たときにプライバシーを保ちにくい点はワンルームの大きなデメリットです。
ただし賃貸物件によっては玄関から部屋の内部を見通しにくくなっているところもあるので、やはり自分の目でしっかりと確認することが大切です。
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1Kの賃貸物件で一人暮らしをするメリット・デメリット
ワンルームと1Kのどちらが良いのかで迷っているのなら、1Kならではのメリットやデメリットも知っておきましょう。
ここでは、1Kの賃貸物件のメリットとデメリットについて解説します。
1Kで一人暮らしをするメリット①仕切りがある
キッチンスペースと居室の間にドアが設けられている点は、ワンルームにはない1Kのメリットです。
たとえキッチンスペースで調理をしても、においが居室へ流れてしまうことはありません。
また、玄関から居室が見えないところも1Kの賃貸物件ならではのメリットです。
1Kで一人暮らしをするメリット②水回りの音が気になりにくい
キッチンと居室が明確に分けられている1Kには、居室にいるときにトイレなどの水回りの音が気になりにくいメリットもあります。
また、トイレのにおいが居室へ流れてくることもありません。
友人などが遊びに来ても、音やにおいを気にせずにトイレを使ってもらえる点は1Kのメリットです。
1Kで一人暮らしをするメリット③生活にメリハリを付けられる
1Kはキッチンと居室がドアで区切られているので、ワンルームよりも生活にメリハリを付けられます。
またワンルームよりも部屋が広い分、居室をベッドスペースとプライベートの空間とに区切ることが可能です。
たとえば壁際や窓際に設置したベッドの横にオープンシェルフを配置すると、部屋をベッドスペースとリビングスペースに分けられてより快適に過ごせるようになります。
1Kで一人暮らしをするデメリット①キッチンが狭い
居室空間とキッチンスペースとが分かれているとはいえ、1Kのキッチンはそこまで広くはありません。
玄関から居室へと向かう通路にキッチンが設置されているので、賃貸物件によっては調理をしにくく感じることがあります。
また扉を閉めていると、居室に設置されているエアコンの風がキッチンにまで届かない点もデメリットです。
1Kで一人暮らしをするデメリット②掃除の手間がかかる
1Kの間取りは、ワンルームと比較すると掃除の手間がかかる点がデメリットです。
とくに居室とキッチンを区切るドアの隅にはホコリがたまりやすい傾向にあります。
1Kはワンルームよりも掃除をする箇所が多いため、きれいな状態に保つには定期的な掃除が欠かせません。
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まとめ
ワンルームと1Kの間取りのおもな違いは、キッチンと居室の間にドアがあるかどうかです。
ワンルームの賃貸物件には家賃が安かったり、部屋のレイアウトがしやすかったりするメリットがありますが、部屋が狭い点がデメリットです。
一方で1Kの賃貸物件にはキッチンと居室が区切られていてにおいが充満しにくい、水回りの音が気になりにくいメリットがあるものの、キッチンが狭いデメリットがあります。
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