転勤や就職などで引っ越し先を探す際は、なるべく早く入居できるところが望ましいですよね。
そこで今回は、即入居可の賃貸物件とはなにか、即入居可のメリットや即入居可の賃貸物件を選ぶ際の注意点についてご紹介します。
賃貸物件をお探しの方は、ぜひ参考になさってください。
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即入居可の賃貸物件とは?
「即入居可」の賃貸物件とは、室内のクリーニングなどが済んでいる状態で、賃貸借契約を終えたらすぐにでも入居できる物件のことです。
つまり「即入居可」と表示されている賃貸物件は、契約完了後には速やかに住み始めることができます。
ただし、あくまで契約が成立した後の話であり、不動産会社に最初に連絡を取った日や物件を実際に見に行った日にすぐ引っ越せるわけではありません。
何日で契約可能?
「即入居可」の賃貸物件でも、申し込みをおこなってから即日で契約できるわけではありません。
賃貸物件を契約するには、不動産会社がおこなう審査を通過する必要があります。
この審査には、最速でも数日(通常は2、3日)かかります。
審査は、借主が部屋を借りるに足る信頼できる人物かどうかを確かめるためのものです。
そのため「即入居可」と表示されている場合でも、実際には審査をクリアして賃貸借契約を結ぶまで、入居は待たなければなりません。
不動産会社を訪れたその日に入居できるわけではないため、この点を理解しておくことが大切です。
審査期間を短縮するには
「即入居可」の物件でも、入居審査には時間がかかることがありますが、もし早く新しい家に引っ越したいと考えているなら、どんなステップを踏めば良いかを知っておくことが重要です。
早く入居するためには、まず、不動産会社に自分が本気で入居したいという意志をしっかり伝えましょう。
転職や人事異動などで引っ越しが差し迫っている場合は、その日付を具体的に伝えると、不動産会社もその日に応じて迅速に手続きを進めます。
また、賃貸物件に入居するためには、審査の過程でさまざまな書類が必要です。
入居をスムーズに進めたい場合は、必要書類を事前に準備し、必要とされた時にすぐに提出できるようにしておくことが大切です。
具体的には、身分証明書や収入証明書などの基本的な書類のほか、不動産会社によっては連帯保証人の同意が必要な場合もあります。
事前に連帯保証人を決めておくと良いでしょう。
引っ越しの準備
即入居が可能な賃貸物件を見つけても、すぐに新しい生活が始められるわけではありません。
快適に生活するためには、必要な家具や家電も事前に準備が必要です。
必要なアイテムを選び、購入し、新居に運び入れる計画も立てておくことが大切です。
引っ越し業者を利用して引っ越し作業をする場合は、事前に予約を取っておくことも忘れないようにしましょう。
なお、弊社では家具家電付きの賃貸物件も多く取り扱っていますので、お気軽にご相談ください。
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即入居可の賃貸物件のメリットとは?
「即入居可」の賃貸物件には、以下のメリットがあります。
メリット①内見しやすい
「即入居可」の賃貸物件は、以前の住人がもう出ていて、部屋もすでにきれいに掃除されている状態です。
そのため、物件の内見を計画する際に予定を立てやすいメリットがあります。
居住中の賃貸物件の場合、前の住人がまだいるため、内見の予定を立てることが難しいです。
また、実際にどんな部屋なのかを確かめることができない場合もあります。
しかし「即入居可」の物件なら、部屋がすでに空いていてキレイなため、いつでも内見ができ、自分が住むイメージがしやすいです。
内見すると、入居の決断もしやすくなります。
メリット②時期によっては安く入居可能
賃貸物件探しには、良い時期とそうでない時期があります。
とくに1月から3月と9月から10月は多くの方が引っ越しを考えるため、家賃が高くなりがちです。
そのため、理想の賃貸物件を見つけにくいことが多いです。
しかし、これらの繁忙期以外の時期は、空き部屋が目立ち始め、なかには家賃がお得になっている物件も現れます。
とくに引っ越しのオフシーズンには「即入居可」の物件が増える傾向にあり、良い条件の部屋に巡り合うチャンスも増えます。
この時期には、部屋を早く埋めたいオーナーが家賃を下げることもあり、その結果、質の高い物件をリーズナブルな価格で見つけることができるかもしれません。
メリット③引っ越し費用
引っ越しする時期によっては、家賃だけでなく引っ越し費用もお得になることがあります。
引っ越し業者によって料金は異なりますが、物件のオフシーズンと同じく、引っ越し業界にも忙しい時期とそうでない時期があります。
オフシーズンに引っ越しを計画すれば、費用を抑えることが可能なため、予算に限りがある場合はとくにこの時期を狙うと良いでしょう。
また、引っ越し業者のスケジュールもオフシーズンでは比較的空いているため、自分の都合の良い日時を指定しやすくなります。
予定が柔軟で、急いでいない場合は、このような時期を選んで引っ越しをすると、コストを抑えつつ、スムーズでサポートが手厚い引っ越しを経験できるかもしれません。
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即入居可の賃貸物件を選ぶ際の注意点とは?
即入居可の賃貸物件を選ぶ際は、以下の点に注意が必要です。
注意点①ライフライン
「即入居可」の物件を選ぶ時、すぐに快適な生活が始められるわけではない点に注意が必要です。
「即入居可」というのは、物理的に部屋が空いていてすぐに引っ越しできる状態を指します。
ただし、水道、電気、ガスなどの必要なサービスの契約は自分でおこなうのが一般的です。
とくにガスに関しては開始時には立ち会う必要があります。
引っ越ししてすぐにライフラインを使い始められるわけではないため、ご注意ください。
引っ越し日を決める前に、ライフラインがいつから使えるようになるかを確認しましょう。
また、インターネットの開通には工事が必要な場合が多いです。
とくに引っ越しの多い時期には予約が混み合って、開通までに時間がかかることがあります。
物件によっては、希望するインターネットサービスが利用できないこともあります。
在宅ワークなどでインターネット環境が重要な方は、サービスが利用開始できるまでの時間も考慮して、引っ越しの計画を立てることが大切です。
注意点②内見
「即入居可」の物件を選ぶ時は、急いでいても内見をしっかりとおこなうことが大切です。
たとえば、内見の際に日当たりを十分に確認しなかった結果、部屋の印象が内見時と異なり、予想以上に暗かったというケースもあります。
即入居できるからといって急ぎ過ぎず、内見はできれば日中と夕方の異なる時間帯におこない、部屋の自然光の状態をチェックしましょう。
日当たりが悪いと、部屋の中が暗く感じられるだけでなく、洗濯物の乾きも悪くなるなどの不便が生じることがあります。
「即入居可」でも、内見はじっくりと、重要なポイントをしっかり確認しながらおこなうことが大切です。
注意点③空室の期間
「即入居可」の物件を選ぶ際に、空室の期間が長い物件には注意が必要です。
普段、住んでいる方がいれば定期的に換気されるため、部屋に湿気がたまりにくくなります。
しかし、長い間誰も住んでいない部屋では換気が十分におこなわれず、湿気がたまって壁にカビが生えるなど室内環境が悪化している可能性があります。
内見する際にカビのにおいを感じたら、室内の一部が劣化しているサインかもしれません。
壁紙の交換をすぐに要求する必要はありませんが、損傷している部分をチェックしておくと良いでしょう。
これにより、後で敷金から修繕費を差し引かれることがないよう、自分に責任のない問題点を明確にしておくことができます。
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まとめ
即入居可の賃貸物件とは、賃貸借契約後にすぐに入居可能な物件のことです。
内見がしやすく、時期によっては家賃や引っ越し費用などを抑えることができる点がメリットです。
注意点は、ライフラインの準備や内見時の部屋の印象の確認、空室の期間などが挙げられます。
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