長崎県大村市は、西を大村湾、東を佐賀県と接する自然豊かな街です。
近年ではその住みやすさから、移住者に人気の街としても知られています。
では、大村市の住みやすさを支える要素とはどのようなものなのでしょうか？
そこで今回は、大村市に移住するメリット・デメリットをはじめ、移住者増加を支える移住支援制度の概要、大村市のクチコミについて解説します。
大村市への移住をご検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大村市の賃貸物件一覧へ進む
大村市へ移住するメリット・デメリットについて
約9万8000人が暮らす大村市は、長崎県で4番目に人口が多い自治体です。
日本全国には1700以上の自治体がありますが、人口が増加傾向にある自治体は200にも届きません。
そんななか、田舎と都会のメリットを持ち合わせた「トカイナカ」な暮らしを魅力とする大村市では、50年連続で人口が増え続けています。
ここでは、そんな大村市に移住するメリットやデメリットについて見ていきましょう。
大村市に移住するメリット1：交通アクセスが良い
大村市で暮らすメリットの1つに、他県や近隣都市への交通アクセスの良さがあります。
長崎県の玄関口である「長崎空港」をようしており、東京、大阪へ2時間以内でアクセスが可能です。
電車を利用すれば、長崎県の中心地である長崎市まで約32分、諫早市へは約11分で到着できます。
さらに、2022年には西九州新幹線の開業に合わせて「新大村」駅が設置され、さらに遠方へのアクセスが便利になりました。
また、空港・新幹線の駅・高速道路のインターチェンジが5km圏内にまとまっている点も大きな魅力だといえるでしょう。
大村市に移住するメリット2：街がコンパクトで生活しやすい
長崎県といえば「坂の街」として知られていますが、大村市は大村湾に面する半径3kmほどの平野部に街の機能が集約されています。
各交通機関をはじめ、日用品が揃うショッピングセンターや病院などもコンパクトにまとまっており、車を運転しない方でも生活がしやすい環境だといえるでしょう。
大村市に移住するメリット3：自然環境が豊か
大村市では、生活エリアのすぐそばに穏やかな大村湾と美しい多良山系があります。
豊かな自然と気軽に触れ合える環境は、大都市では得ることのできないメリットです。
また、多良山系の豊富な水があることで、大村市では昔から農業が盛んにおこなわれてきました。
その土地で育まれた野菜やお米、そして大村湾で獲れる新鮮な魚介類など、豊かな自然の恵みも大村市の魅力です。
大村市に移住するデメリットとは
大村市に移住するメリットの1つに交通アクセスの良さを挙げましたが、都会と比較すると電車やバスの本数が多いとはいえません。
そのため、都会に暮らす感覚で交通機関を利用したいという方にとっては、不便に感じてしまう可能性があります。
また、買い物施設や娯楽施設に関しても同様です。
大村市内にもセンターやアミューズメント施設などは存在していますが、選択肢の多さを求める方にとっては物足りなさを感じてしまうかもしれません。
▼この記事も読まれています
長崎市の「長崎原爆資料館」はどんな場所？展示内容や施設をご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大村市の賃貸物件一覧へ進む
大村市への移住をサポートする支援制度について
大村市の移住者増加を支える要素の1つに、移住支援制度の存在があります。
ここでは、大村市が移住者を対象におこなっている支援制度について見ていきましょう。
移住支援制度1：大村市移住支援金
東京圏から大村市に転入する方に限り、移住支援金が支給されます。
支給額は、2人以上の世帯の場合は100万円、単身の場合は60万円です。
ただし、適用には多くの要件があるため、申請前にかならず大村市に問い合わせるようにしましょう。
移住支援制度2：おおむらくらしサポートプロジェクト（お試し滞在支援事業）
大村市への移住を検討している市外在住者に対し、現地での短期滞在（3泊まで）や、情報収集をサポートする制度です。
参加者には、市内観光付きお試し体験ツアーと移住相談の場が設けられます。
また、大村市が指定するお試し滞在支援提携宿泊施設への宿泊が要件です。
移住支援制度3：オンライン移住相談
大村市では、オンラインでの移住相談を月曜～金曜の9時～16時の間で随時受け付けています。
インターネット環境さえあれば、スマートフォンからでも気軽に移住相談ができるシステムです。
ただし、利用の際は電話かメールでの事前予約が必要になります。
移住支援制度4：おおむら暮らし移住者交流会
大村市外から移住してきた方を対象に、コミュニティづくりを目的とした交流会が開催されています。
大村市での生活の魅力や移住で困っていることなどを語り合い、移住者同士の交流を深める会です。
開催日や場所はさまざまで、キャンプ場での貸し切りバーベキューをすることもあれば、隣接する諫早市の移住者と合同で開催されることもあります。
移住支援制度5：おおむらくらしのおおくらさん（移住定住推進ホームページ）
「おおむらくらしのおおくらさん」は、大村市への移住や定住に役立つ情報を集めたホームページです。
エリアごとの見どころや施設情報などをまとめた地域別マップ、移住後の仕事・住居・子育てなどに関するお役立ちリンク、先輩移住者のインタビュー記事、保育園と小学校の給食メニューをアレンジしたレシピなどが掲載されています。
▼この記事も読まれています
長崎市の世界遺産「軍艦島」の見どころとは？一緒に寄りたい施設もご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大村市の賃貸物件一覧へ進む
移住の参考になる大村市民の街のクチコミをご紹介
最後に、実際に大村市で暮らしている方たちの街のクチコミをご紹介します。
大村市の満足な点に関するクチコミとは
大村市の住みやすさを評価するクチコミには、下記のようなものがありました。
●歩いて行ける範囲にコンビニエンスストア、スーパーマーケット、ドラッグストア、駅などが揃っていて満足している
●飲食店や買い物施設が街の中心部に集まっていて便利
●平坦な道が多く、暮らしやすい
平坦な土地に街の機能がコンパクトに収まっているため、生活のしやすさを評価する市民が多いようです。
また、次のようなクチコミも見られました。
●自然が豊かなので水も野菜もおいしい
●野菜直売所やスーパーマーケットの食材が新鮮で安い
●休日には山、海、湖でレジャーが楽しめる
●海や山から近いので、アクティビティには困らない
新鮮な食材や豊かな自然環境など、土地の恵みに魅力を感じている方も多いようです。
また、「のんびりとした人柄の良い住民が多い」「ご近所さんが良い方たちでよく話しかけてくれる」など、大村市民の人柄を評価するクチコミもありました。
大村市の不満な点に関するクチコミとは
大村市に対し、不満に感じている点のクチコミもご紹介します。
大村市での暮らしに不満を感じるクチコミは、下記のようなものがありました。
●電車やバスの本数が限られているため、車がないと不便に感じる
●大型の商業施設が少ない
●映画館や遊園地が近くにない
日常生活に必要なものはひととおり揃っているものの、電車とバスの本数の少なさや、娯楽施設の選択肢の少なさに不満を感じている方もいるようです。
とくに、映画館がないことに対する不満が多く見られました。
人工的な娯楽施設よりも、公園、海、山といった自然を楽しむスポットが多い点は大村市の特徴の1つだといえるでしょう。
▼この記事も読まれています
長崎市中心部のおすすめ観光スポット3選！異国情緒を楽しもう
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大村市の賃貸物件一覧へ進む
まとめ
大村市は、「トカイナカ」と表現される、ほどよく都会でほどよく田舎な街です。
都市機能がコンパクトにまとまっていると同時に、少し足を延ばせば海や山の自然と触れ合うことができます。
その土地で獲れた、新鮮な食材を堪能できる点も魅力です。
大都会とはまた違った豊かさを求める方にとっては、移住先として理想的な土地となるでしょう。
ぜひ1度、現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大村市の賃貸物件一覧へ進む
