暮らしのなかで大切にしているものは、一人ひとり異なります。
通勤のしやすさ、周辺の雰囲気の良さなどを重視する方もいれば、風水にもとづく縁起の良さを大切にして賃貸物件を選ぶ方もいることでしょう。
そこで、風水の考え方で「好ましい」とされる賃貸物件の間取りや特徴をご紹介します。
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そもそも「風水」とは?
テレビや雑誌、インターネットなどで「風水」という言葉を聞くことはあっても、具体的には説明できないという方は多いのではないでしょうか。
また「風水=霊的なもの、根拠がないもの」と考えている方も少なくありません。
風水とは、古代中国で発祥したとされる、より良い土地を選ぶ際の考え方のひとつです。
より良い土地を選ぶと、そこに住居を構える方々が繁栄し、ひいては町や国単位での発展が期待できるでしょう。
そのため、中国の方々は風水の考え方を大切にし、国づくりに役立ててきました。
風水は、先人の知恵などを積み重ねた知識の集合体であり、一切の根拠がない迷信などではありません。
しかし、あくまでも考え方のひとつでしかなく、効果が約束されているものではないため注意が必要です。
風水の考え方を取り入れる際は、毎日をポジティブに過ごすための工夫程度にとらえておくと良いでしょう。
家相とはどう違う?
風水と似た考え方に「家相(かそう)」があります。
風水が中国発祥であるのに対し、家相の発祥地は日本です。
また、繁栄を目的として土地の良し悪しを考えるのではなく、安全で暮らしやすい家を作るにはどうしたら良いかという点に重きが置かれています。
しかし、風水と家相は完全な別物などではありません。
風水の考え方が日本に輸入され、日本独自の風土や考え方と融合して完成したものが家相です。
家相も迷信などではなく、古くからの知恵や統計を根拠として誕生しました。
賃貸物件でも風水を取り入れられる?
賃貸物件は、注文住宅のように自由に間取りを作るということはできません。
しかし、風水の考え方に適した間取りとなっている賃貸物件を選んだり、室内に好ましいとされる家具を設置したりすると、賃貸物件でも風水を取り入れられるでしょう。
そのため、賃貸物件で風水を取り入れる際には、風水の基本的な考え方を理解してポイントを押さえることが大切です。
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風水で好ましいとされる賃貸物件の間取りの選び方とは?
風水の基本的な考え方として、次の3点があります。
賃貸物件は、マイホームのように自由にカスタマイズすることはできませんが、この3点を押さえて部屋選びをすると、風水上好ましい部屋が見つかりやすいでしょう。
鬼門・裏鬼門に注意する
鬼門は北東、裏鬼門は南西であり、風水では縁起の良くない方角だと考えられています。
鬼門もしくは裏鬼門に「玄関・キッチン・トイレ」のいずれかが設置されている賃貸物件は、風水上では好ましいとはいえません。
風水の考え方を重視して賃貸物件を選ぶ際は、まず方角を確認して鬼門・裏鬼門を割り出し、玄関・キッチン・トイレが鬼門・裏鬼門に位置しないかチェックしましょう。
なお、玄関・キッチン・トイレなどの水回りの設置に適している方角はありません。
水回りの「水」は陰のパワーがあるとされ、風水ではネガティブなものとして認識されているためです。
水回りのもつネガティブなパワーを増大させないためにも、鬼門・裏鬼門は避けるべきだといわれています。
そのような意味では、水回りは北・東・西・東南の方角に設置するのが適しているといえるでしょう。
リビングは日当たりの良さを重視する
開放的で明るく、清潔なリビングは、風水を意識しない方でも気持ちの良い場所だと感じるものです。
風水でも、明るいリビングは好ましいとされています。
「リビングの良し悪しは部屋全体の良し悪しを左右する」「リビングのパワーは人が移動するたびにほかの部屋にも運ばれる」と考えられているためです。
そのため、風水を意識して賃貸物件を選ぶ際は、リビングが東南・南・東のいずれかにある物件をおすすめします。
そのうえで、ほかの部屋に行くためにはリビングを経由する必要がある間取りを選ぶと、全体の運気を向上させられるでしょう。
形状に欠けた部分のない部屋を選ぶ
風水の考え方を取り入れて賃貸物件を選びたい方は、間取り図で全体の形状をチェックすることも大切です。
建物や住戸の「欠け」は、縁起の悪いものだと考えられています。
まずは、建物の形状を確認し、上から見たときに欠けている部分がない賃貸物件を選びましょう。
建物に欠けがない場合は、ご自身が住むことになる住戸の形状も確認して、同様に欠けがないかどうか確認します。
なお、壁に凸凹があるものの、3分の1が残りの3分の2より出っ張っている場合は、欠けではなく「張り」です。
張りは、基本的に縁起が良く、吉・大吉の間取りだとされています。
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風水で好ましいとされる賃貸物件の特徴とは?
建物に「欠け」がないことが大切であることは、前章でご説明しました。
ここでは、風水で好ましいとされる賃貸物件の特徴を、建物に欠けがないこと以外に3つご紹介します。
周辺に緑や公園が多い
植物などの緑があると、「なんだか気持ちが良いな」と感じる方も少なくないのではないでしょうか。
風水でも、緑は再生のパワーがあるとされるポジティブな存在です。
悪い「気」を良い「気」に循環させるパワーもあるため、運気が低下したままになることを防ぎます。
自然豊かで静かな環境も良いですが、さらに風水の考え方を取り入れたい方は、緑が多くにぎやかな公園がそばにある賃貸物件を選んでみてください。
風水では、人の集まる場所にパワーが宿ると考えられています。
また、子どもの声にはポジティブなパワーがあるとされているため、緑と相まって良い効果を得られるでしょう。
ただし、緑豊かな公園があったとしても、さびれている場合は逆効果です。
賃貸物件の低層階にある
風水では、大地から良いパワーが発せられていると考えられています。
そして、そのパワーは、高い場所までは届きません。
大地からの良いパワーを受け取るためにも、低層階の部屋に住むことをおすすめします。
低層階かつ日当たりや風通しの良い部屋であれば、さらに運気の向上が望めるでしょう。
しかし、賃貸物件の低層階は、高層階に比べて防犯面のリスクが高いことが知られています。
安心して暮らすためにも、防犯面が気になる方は高層階の部屋を選ぶとよいでしょう。
変形のない土地、四角い土地
建物に欠けがないことと同様に、土地に欠けがないことは、風水上好ましい賃貸物件の特徴のひとつです。
風水では、四角い土地は縁起が良いと考えられています。
とくにおすすめなのは、長方形の土地に建っている賃貸物件です。
一方で、でこぼこした土地や三角形の土地など、きれいな四角形ではない土地はおすすめできません。
土地の形は、現地ではわかりづらいため、図面や写真などを確認すると良いでしょう。
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まとめ
風水とは、古代中国で発祥した、より良いまちづくり・家づくりのための考え方のことです。
賃貸物件に風水の考え方を取り入れると、良い「気」を受けてポジティブに生活できるかもしれません。
風水上好ましいとされる賃貸物件の特徴は「緑が多いこと」「低層階にあること」「四角い土地に建っていること」などですが、ご自身のライフスタイルと組み合わせ、無理のない範囲で取り入れましょう。
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