海と山に囲まれた自然豊かな立地ながらも、一年を通して温暖で積雪の少ない住みやすい地域が、長崎県の「諫早市」です。
自然と生活のバランスが良い、快適に暮らせる環境を求めて、諫早市への引っ越しを検討されている方も多いのではないでしょうか?
せっかく自然豊かな街に移り住むなら、身近にどんな自然があるのか、事前に把握しておきたいですよね。
そこで今回は諫早市内でおすすめの自然観光スポットを3つ、ご紹介いたします。
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諫早市のおすすめ自然観光スポット1:雲仙多良シーライン
「雲仙多良シーライン」は諫早市の東側にある諫早湾の海上を走り、諫早市と雲仙市を結ぶ道路です。
道路からは広大な海と存在感のある山を一緒に眺めることができ、近年ではドライブコースとして人気があります。
雲仙多良シーラインの歴史
雲仙多良シーラインは正式名称を「諫早湾干拓堤防道路」といい、その名のとおり諫早湾の干拓のために造られた堤防の上にあります。
干拓とは海や湖、池などの水を排水し、陸地にすること。
諫早湾の干拓の歴史は古く、1952年に当時の長崎県知事により干拓して農地にする計画が発表されました。
日本がまだ米不足だったことと、高潮などの水害を軽減することなどを理由に、干拓計画が国主導で進められたのです。
その後、長い時間を経て1989年に着工、1997年に潮受堤防によって外海と湾内が締め切られました。
2007年には堤防上に雲仙多良シーラインが開通し、諫早市と雲仙市を最短距離で結べるようになりました。
しかし農地の増加や水害の軽減などのメリットの一方で、湾内の水質悪化や漁獲量の減少などの問題も発生。
現在でも外海と湾内をつなぐ排水門の開門を求めて裁判がおこなわれるなど、賛否両論のあるスポットです。
雲仙多良シーラインの見どころ
そんな雲仙多良シーラインですが、海上を走るその景色はまさに絶景。
諫早市から雲仙市方面へ走れば左手には有明海と正面には雲仙岳が、雲仙市から諫早市へと走れば右手に有明海と正面に五家原岳が望めます。
堤防の中ほどには、展望所やトイレを備えた休憩スポットもあり、その広大な景色をゆっくりと楽しむこともできます。
片側1車線の道路ですが、交通量は少なく、通行料もかからないので、ちょっとしたドライブに訪れてみてはいかがでしょうか?
●所在地:長崎県諫早市高来町金崎
●アクセス:JR長崎本線・大村線・島原鉄道・西九州新幹線「諫早駅」より車で約20分
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諫早市のおすすめ自然観光スポット2:白木峰高原
続いてご紹介するのは、諫早市の北方、五家原岳の麓にある「白木峰高原」です。
山の斜面に咲き誇る色鮮やかな花々と、その背後に広がる山と海の絶景を楽しめるスポットとして、老若男女問わず人気があります。
白木峰高原の見どころ:10万本を超える菜の花とコスモス
白木峰高原のいちばんの見どころは、約10,000㎡の広さを誇る斜面に広がる花畑。
春には10万本の黄色い菜の花、秋には20万本のコスモスが斜面を覆い、非日常的な光景を望むことができます。
花々の背後には山の麓に広がる田園風景と有明海、海の向こうにそびえ立つ雲仙岳も見え、花と絶景のコラボレーションを楽しめますよ。
花畑内には遊歩道も整備されているので、写真を撮ったりハイキングを楽しんだりと、気分に合った過ごし方ができます。
また空がとても広く感じられるので、晴れだけでなく明け方や夕方の景色も見どころ。
黄金色に染まった海や空、ほんのりと柔らかな色を帯びた花々が視界いっぱいに広がる光景は、思わず息を吞むほどの美しさです。
白木峰高原の見どころ:子ども向けの施設も隣接
白木峰高原の花畑のすぐ近くには「こどもの城」と「コスモス花宇宙館」という子ども向けの施設も隣接しています。
こどもの城は無料で利用できる子ども向けの学習施設。
室内には跳び箱やクライミングなど、子どもたちが挑戦しながらも安全に楽しめる遊具があります。
またスタッフの方が子どもたちに声をかけ、一緒に遊んだり他の子どもたちとの交流を促してくれたりするのが大きな特徴。
子どもの生きる力を育めると、全国の教育関係者から視察が絶えないほど、人気のある施設です。
もうひとつのコスモス花宇宙館にはコスモスミュージアムがあり、コスモスに関する地元作家の作品を鑑賞できます。
また施設の屋上には天体観望室もあり、晴れた日の日中には太陽を、夜間には星空をなんと無料で観ることが可能です。
その他にも有明海・大村湾・橘湾の3つの海を望める展望デッキや食堂、ミュージアムショップなども備えているので、花畑へのお出かけついでに寄ってみてはいかがでしょうか?
●所在地:長崎県諫早市白木峰町828-1
●開館時間:白木峰高原 24時間営業/こどもの城 9時00分~17時00分/コスモス花宇宙館 火・水・木 10時00分~20時00分 金・土・日 10時00分~22時00分
●休館日:白木峰高原 年中無休/こどもの城・コスモス花宇宙館 月曜日
●アクセス:JR長崎本線・大村線・島原鉄道・西九州新幹線「諫早駅」より車で約20分
●駐車場:有(無料)
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諫早市のおすすめ自然観光スポット3:結の浜マリンパーク
最後にご紹介するのは、穏やかな海とその向こうに広がる雲仙岳の景色を望める「結の浜マリンパーク」です。
県内屈指の規模を誇る海水浴場で、バーベキューやキャンプもできることから、夏場に人気のスポットとなっています。
結の浜マリンパークの見どころ:海水浴を楽しめる透明度の高い海
結の浜マリンパークは諫早市の南部にある橘湾に面した人工海水浴場です。
サラサラとした白い砂浜の先には青く透き通った海が広がっており、まるで南国ビーチのような気分を味わえます。
その綺麗さは折り紙つきで、2013年にはアカウミガメが産卵に訪れたこともあるそう。
海水浴場の目の前には2つの島があり、まるで亀が泳いでいるように見えることから亀島と呼ばれています。
さらにその向こうには遠くに雲仙岳もあり、長崎らしい感動的な景色を望めますよ。
また海水浴期間中はクラゲ防止ネットが設置されるので、お子さまでも安心して海水浴を楽しむことができます。
入場料や更衣室は無料で利用できますが、海水浴期間中の駐車場やシャワー室の利用は有料なので、事前に把握しておきましょう。
結の浜マリンパークの見どころ: バーベキューやキャンプも楽しめる
結の浜マリンパークでは海の前というロケーションを活かした、非日常的なバーベキューやキャンプも楽しめます。
バーベキュー施設は前日までに管理事務所へ電話することで予約が可能。
基本的に器具や食材は持ち込まなければいけませんが、海水浴期間中はマリンパーク内で器具の貸し出しや食材の販売がされています。
洗い場や焚き火台のある炊事施設はあるので、そちらを使うこともできそうです。
またキャンプも同様に前日までの電話予約で利用可能。
車での乗り入れが可能なオートキャンプ場で、場所はどこにでも自由に設営できるフリーサイト。
車1台につき1張のテントを設置することができます。
キャンプサイト横の建物には受付と支払いをおこなう管理人室があり、トイレやシャワー、自動販売機なども揃っています。
海を眺めながら美味しいお肉を食べたり、打ち寄せる波の音を聞きながら星空を眺めたり、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
●所在地:長崎県諫早市飯盛町池下17-2
●アクセス:JR長崎本線・大村線・島原鉄道・西九州新幹線「諫早駅」より車で約25分
●駐車場:有(海水浴期間中のみ有料)
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まとめ
諫早市には豊かな海と壮大な山を同時に楽しめる自然観光スポットが充実しています。
今回ご紹介した「雲仙多良シーライン」「白木峰高原」「結の浜マリンパーク」が気に入った方は、自然を身近に暮らせる諫早市への引っ越しを検討してみてはいかがでしょうか?
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