これから長与町への引っ越しを考えている方にとって、住環境に関する情報は少しでも多く収集したいものです。
長与町が長崎県のどこに位置しているか、その歴史や自然の特徴、治安の良さや家賃相場・子育て支援などの情報を知っていれば役立つでしょう。
西彼杵郡長与町の特徴や住みやすさのポイントなどをご紹介していますので、参考にしてください。
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西彼杵郡長与町の住みやすさと魅力は自然環境にあり
長崎県西彼杵郡長与町は、長崎市中心部から約10kmの位置にあり、大村湾に面した風光明媚な町です。
みかんの一大産地としても有名ですが、牡蠣やタコなど海の幸にも恵まれています。
長与町の自然について
長与町の南部は長崎市に、北部は大村湾に接しているのが特徴です。
北部は新興住宅地や商業施設などが多くにぎやかですが、北部は港があり近くには総合公園やテニス広場など多くのレジャー施設があります。
長与町内には町のシンボル・長与川が町の中央を流れていますが、その水源地となる琴ノ尾岳は「次代に残そう長崎百景」にも選ばれた絶景を誇ります。
山頂まで車で行けるうえ、大村湾や長崎空港、雲仙まで一望できるとあって人気です。
長与町の北端にある堂崎ノ鼻も、青い海と岩場・緑が一体となった人気景勝地として知られています。
長与町の北部エリアはとくに、自然豊かで美しい景色が楽しめる場所として有名です。
長与町の郷土芸能について
長与町の郷土芸能はいくつかありますが、有名なものに長崎くんちの奉納踊りとして有名な竜踊や、同じく長崎くんちでも披露された獅子舞などがあります。
とくにユニークな郷土芸能は岡の浮立で、その発祥は戦国時代までさかのぼります。
肥前の武将・龍造寺隆信と大友宗麟の戦いで、前者が負ける間際、佐賀の鍋島平右衛門が一族で鬼の面をかぶり勇ましく大友勢に攻め勝利したエピソードが祭りの元です。
今でも鬼の面をかぶり、笛の音にあわせてさまざまな演技が披露されています。
長与町の歴史について
長与町のはじまりは明治22年4月までさかのぼります。
この年の町村制施行時で9つの郷が集まり自治体が組織され、人口約5,000人の長与町が誕生しました。
昭和44年には町制の施行により、人口約13,500人の長与町となり現在に至ります。
長与町はみかんの一大生産地でかんきつ類の生産が盛んでしたが、長崎市北部の開発が進むにつれ、長与町南部が長崎市のベッドタウンへと発展していきました。
長与町の南部が都市化するにつれ人口も増加し、昭和45年と比較すると平成22年では約42,000人と3倍に増加しています。
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西彼杵郡長与町の住みやすさは治安の良い住環境にもあり
独身からファミリー、高齢者まで、安心して生活するには住環境の良さは大切です。
賃貸物件の場合は、毎月支払う家賃は住みやすさに影響するうえ、公共交通機関が発達していれば通勤や通学・買い物なども便利です。
もちろん犯罪の少ない治安の良いエリアかどうかも重要でしょう。
長与町の家賃相場について
西彼杵郡長与町の平均家賃相場は、令和5年7月の時点で以下のようになっています。
●1R~1K 4.57万円
●1DK~2DK 5.6万円
●2LDK~3DK 6.08万円
●3LDK~4DK 7.09万円
隣接する長崎市の場合、平均家賃は1DK~2DKで5.74万円、さらに2LDK~3DKでは7.18万円、そして3LDK~4DKで9.57万円へと大幅に上がっています。
長崎市は県庁所在地のため全体的な家賃相場は高い傾向にありますが、長崎市の中心部から約10km程度の距離でこれだけ平均家賃額が変わると、大きな差に感じられるでしょう。
ご夫婦やファミリーで賃貸物件に住むなら、長崎市内よりも家賃の安い西彼杵郡長与町を選ぶ方が住みやすさでは有利です。
長与町のメイン公共交通は鉄道とバス
西彼杵郡長与町の公共交通は、長崎本線旧線(長与支線)とバス路線があります。
長崎本線は長崎駅と佐賀県鳥栖市の鳥栖駅までをつないでおり、長与町内の人口密集地(南部)を東から西へと走っています。
長与町内には道ノ尾・高田・長与・本川内の4つの駅があり、長崎市内に移動するには便利です。
バス会社も長崎バスと長崎県営バスの2社が乗り入れしており、人口密集地や観光地行きの路線を有し、地方と比べて移動しやすい環境です。
長与町の治安について
西彼杵郡長与町の治安については、犯罪率を確認すれば治安の良し悪しが判断できます。
犯罪率とは単位人口当たりの犯罪件数を表示したもので、刑法犯認知件数÷各市町村の人口×1,000の式で求められます。
長与町の場合は犯罪率0.14%ですが長崎県平均は0.22%であり、長与町は長崎県内でも治安の良い住みやすい町と言えるでしょう。
ちなみに全国平均が0.33%ですので、長与町の治安がいかに良いかお判りいただけると思います。
若い方からファミリー、お年を召した方まで安心して住めるのが西彼杵郡長与町の大きな魅力です。
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西彼杵郡長与町の住みやすさは子育て支援の手厚さにあり
西彼杵郡長与町では、児童手当や各種助成金制度があり、子育て支援がしっかりしています。
さらに長与町の場合はファミリーサポート制度があり、町民と子育て世代が協力し合える体制が整っています。
地域の子育て施設として重要な役割を担う、おひさまひろばにも注目してください。
長与町の児童手当について
長与町の児童手当は、お子さんが中学校卒業(15歳の誕生日後の最初の3月31日)まで、毎年6月、10月、2月にまとめて支給されます。
児童手当の金額は3歳未満であれば一人1.5万円、3歳以上小学校修了前は1万円(第3子以降は1.5万円)、中学生は1万円です。
ただし児童手当受給には所得制限があり、所得上限度額を超えると支給されません。
それとは別に所得制限限度額に該当すると、児童手当額が減額されるケースもあります。
引っ越してきたばかりの方、これから町へ引っ越す予定がありお子さんがいらっしゃる方は、長与町役場・こども政策課 子育て支援係へお問い合わせください。
長与町の助成金について
長与町では、出産支援として出産一時金支給制度があり、産科医療補償制度対象の医療機関での分娩に対して42万円、対象外の場合は40.4万円が助成されます。
子育て支援としては前述した児童手当のほかに、ファミリーサポート制度があります。
これは地域の子育て支援マッチングサービスで、1時間700~900円支払えば協力会員が自宅を訪問し、お子さんの面倒をみてくれるものです。
ほかにもひとり親家庭支援のための児童扶養手当、障がい児支援のための特別児童扶養手当や障がい児福祉手当があります。
町内には障害発達センターもあり、障害をもつお子さんも安心して生活できるでしょう。
長与町のおひさまひろばについて
長与町高田郷の体育館横には、おひさまひろばと呼ばれる子ども向けの施設があります。
施設利用者は長与町内在住の0歳~就学前の子ども、妊娠中の方に限定されており、友達作りや情報交換、親子の触れ合いの場として活用されています。
ひろばの利用に事前予約は不要で、月曜日から金曜日の午前10時から午後4時まで利用可能です。
毎月たくさんのイベントが予定されており、わらべうたの日・絵本の日・ふれあい遊びの日など、利用者を飽きさせない工夫がされています。
また子育てに悩むママさんのために、臨床心理士による1時間の個別相談(にこにこ相談)も実施しており、こちらは未就学児の母親のみ予約制です。
長与町ではほかにも双子や三つ子親子の交流会や、Web会議アプリによるパパ・ママ雑談、助産師と相談ができるマタニティカフェなど多くのイベントが開催予定です。
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まとめ
西彼杵郡長与町は長崎市のベッドタウンとして発展し、人口も昭和45年から比較し平成22年には約3倍に増加した活気ある町です。
JR路線やバス路線が町内を走っており交通の便も申し分ありません。
治安もよく子育て支援も充実しており、家賃も比較的安いため、若い方からファミリー層まで幅広くおすすめできます。
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