西彼杵郡長与町にお住まいをご検討中の方なら、休日などにリフレッシュできる施設が周辺にあるか、興味があるのではないでしょうか。
長与町駅近くの小高い丘の上に、敷地が広くて景色を楽しむ展望台もあり、いろいろな体験のできる公園があります。
この記事では西彼杵郡長与町にある中尾城公園の概要と、施設情報や楽しみ方をご紹介します。
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西彼杵郡長与町にある中尾城公園の概要
JR九州長崎本線の長与駅の東側に位置する中尾城公園は、昔の山城の跡地に作られた広大な敷地を有する公園です。
中尾城公園の概要として、公園の立地や見どころ、アクセスをご紹介します。
公園の面積は約8.9haで、東京ドーム2つ分ほどの広さがあります。
駅の公園口から公園のほうを見上げると、すぐ目に入るのが公園のシンボルである赤い橋です。
逆三角形の橋脚が特徴的なエアロブリッジは、公園で一番目立つ赤い橋で、長与町のさまざまな場所から見られます。
公園の南側の斜面には桜の園があり、春には一面が桜色に染まる人気の花見スポットです。
斜面に沿ってたくさんの桜の木が植えられていて、長与町を眺めながらのお花見も楽しめます。
桜以外にもつつじ、あじさいなど季節に応じてさまざまな花が咲き、秋には色とりどりのコスモスも見られます。
公園西の林の中に現在も残る土塁は、中世にあったとされる中尾城の名残りです。
草スキーや陶芸などを体験できる施設や子どもの遊び場もあり、幅広い世代の方々から親しまれています。
広い駐車場が完備されており、駅からも近いためアクセスは抜群ですが、公園内は高低差があるので歩きやすい靴がおすすめです。
●所在地:長崎県西彼杵郡長与町吉無田郷61-1
●営業時間:9時~21時(4月~10月)、9時~18時(11月~3月)
●休園日:12月28日~1月1日
●アクセス方法:JR長崎本線「長与駅」より徒歩約3分
●駐車場:あり(第1駐車場70台・バス3台、第2駐車場50台)
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西彼杵郡長与町にある中尾城公園~施設紹介
中尾城公園には、陶芸体験や講座の受講ができる陶芸の館や、展示室・ギャラリーのあるホールもあるので屋内でも楽しめます。
頂上付近にある展望台は、屋外の景色を存分に観賞するのにおすすめです。
ここでは、それぞれの施設をご紹介します。
町民文化ホール
町民文化ホールは公園の頂上にある円筒形の建物です。
ホールには、車椅子席や母子席を含めて約600席の客席があり、リハーサル室や調整室なども完備されています。
コンサートや講演会、長与町の幼稚園や小中学校の発表会などにも使用されており、さまざまな文化に触れて交流ができる場所です。
ホールのほかにも展示室やギャラリーがあり、絵画や写真が展示されています。
長与町文化祭では町民文化ホールを会場にして、町民芸能祭・町民音楽祭・文化作品展などが開催されます。
公園内の陶芸の館で制作された作品も展示されるので、制作する張り合いになるでしょう。
陶芸の館
陶芸の館は公園の東端にある、瓦屋根の建物です。
お盆の時期と年末年始を除いた毎週金曜日と土曜日の、9時〜17時の間に開館しています。
陶芸用の粘土が販売されており、購入すれば釉薬・電気釜・成形道具などを無料で借りられます。
多くの方に利用してもらうのを目的に制限が設けられていて、利用時間は1日3時間までです。
素焼きの器に色をつけたり、文字や絵を描いたりしたものを本焼きしてもらえるので、気軽にオリジナルの食器が制作できます。
用意されている素焼きの器は、マグカップや、お椀・お皿などです。
手ひねり体験では、ろくろを使用せず、土を指先で伸ばしながら食器や花瓶の形から作ります。
講師が常駐しているので、疑問点などがあってもすぐ教えてもらえます。
開館時間内であれば、いつでも見学可能です。
陶芸に興味のある方はもちろん、どなたでも歓迎とされているので、公園を訪れた際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
展望台
町民文化ホールの南側には展望台があります。
公園下から階段かモノレールを利用して上へ登ると、平和の広場があるので、その先に進んだところです。
展望台の階段を使って、上まで登ると長与町を一望できます。
その先の長崎市や、さらには大村湾まで、360度の展望で見渡せます。
春には山の斜面に植えられた桜が満開となり、展望台から見下ろす景色は壮観です。
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西彼杵郡長与町にある中尾城公園~さまざまな楽しみ方
中尾城公園は、体を動かしたり景色を観賞したりと、さまざまな楽しみ方ができる公園です。
そのなかでも、草スキー場・冒険の谷などの遊べるスポットと、公園のシンボルであるエアロブリッジやモノレールをご紹介します。
草スキー場
公園の中央付近には草スキー場があり、小学生以上とそれより小さな子どもとで、ゲレンデが分けられているので安心です。
公園の事務所でソリを借りるシステムになっており、ソリの持ち込みはできません。
ソリのレンタルは有料ですが、手ぶらで楽しめるのでおすすめです。
小学生以上のコースは距離も長く、坂の角度も急になっています。
スピードもけっこう出るので、下に見える長与町に向かって、勢いよく滑り降りるのは爽快です。
小学生より小さなお子さま用のチビッコ専用コースは、距離が短く勾配がなだらかで、スピードはそれほど出ません。
ゲレンデ脇の石段を登って、何度も草スキーを楽しめます。
スキー場の上にはあずまやが設置されているので、見学の方も直射日光にさらされずに見守れるでしょう。
冒険の谷
冒険の谷とは、子ども向けの遊具が複数設置されている広場です。
滑り台や登れる石の壁、パンダやライオンのスプリング遊具、砂場などがあります。
壁の斜面には石が埋められていて、ロッククライミングのようによじ登って遊べます。
石の壁の上から滑り台で降りられる仕組みになっており、着地点は砂場になっているので安心です。
石を掴んで登れない小さなお子さまでも、壁の横の石段を使えば上に登れます。
広い手洗い場もあるので、公園で遊んで汚れた手足や、砂のついたおもちゃなどもきれいに洗えます。
冒険の谷にもあずまやが設置されており、天気の良い日は日陰で休んだり、急な雨には雨宿りをしたりもできるでしょう。
屋根の下にはゆっくり座れるベンチもあり、お弁当やおやつも食べられます。
エアロブリッジとモノレール
中尾城公園でまず目に入るのが、公園を横断している赤色のエアロブリッジです。
大きな逆三角形が交差する橋脚も赤く塗られており、とても目立つので長与町のさまざまな場所から見えます。
その存在感から公園のシンボルとなっていて、橋の長さは110m、幅は1.5mです。
橋の一番高いところでは、約26mもの高さがあり、7階建てのビルに相当します。
細長い橋ですが、骨組みがしっかりしていて、渡っていても揺れは感じられません。
橋の欄干にはしっかりとした金網もついているので、高いところでも安心感があります。
公園の下から上の広場まで、乗客を乗せて運行しているのは、赤いモノレールです。
5〜6人が乗れる広さで、公園の職員が運転のため同行してくれるのですが、帰りは設置されている電話で連絡する必要があります。
受付にモノレールで降りたい旨を伝えると、上まで職員が迎えにきてくれる仕組みです。
高低差33m・全長81mの道のりを、エアロブリッジの下をくぐり、カーブを描きながらゆっくり進みます。
エアロブリッジやモノレールの車窓から眺める長与町の景色は、すばらしいと評判です。
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まとめ
西彼杵郡長与町にある中尾城公園は、駅から徒歩圏内にあり、頂上付近の広場まではモノレールも利用可能です。
町のいたるところから見られる赤い橋がシンボルで、幅広い世代が楽しめる施設が充実しています。
長与町を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。
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