子育て中の方が引っ越し先を探すうえで、そのエリアの子育て環境は重要なポイントです。
お子さまが通うことになる小中学校はもちろん、周辺にどんな高校があるのかを把握しておきたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、諫早市へのお引っ越しをご検討中の方に向けて、長崎県立諫早農業高等学校の概要や学科、特徴をご紹介します。
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諫早市にある長崎県立諫早農業高等学校の概要
まずは、校訓やアクセスなど、長崎県立諫早農業高等学校の概要をご紹介します。
100年以上の歴史を有する農業高校
長崎県立諫早農業高等学校は、明治40年に開校した農業高校です。
116年の長い歴史と伝統を誇る全国屈指の農業高校だと言えます。
卒業生は諫早市をはじめとした地元や長崎県の内外で数多く活躍していて、長崎県や全国の農業を支えています。
校訓
長崎県立諫早農業高等学校の校訓は、「創造 実践」です。
また、生徒が明るく楽しい学校生活を送りながらひとつ上を目指せるよう、以下の3点に重点的に取り組んでいます。
●自考実践せよ
●常に誠実であれ
●夢や目標を持て
「自考実践せよ」の項目では、教科学習はもちろん、部活動や生徒会活動などに積極的に取り組むことを目指しています。
生徒が自ら考え実践する「自考実践」を通じて、生徒1人1人の成長を促しているのが特徴です。
「常に誠実であれ」の項目では、校則や約束事を守り、人に優しく思いやりのある行動ができる高校生の育成を目指しています。
「夢や目標を持て」の項目では、夢や目標をもって努力し続ける輝く人になることを目指しています。
夢や目標を持ち続けることが重要であるとの考えから、努力を継続することで自身の成功につなげられるよう支援しているのが特徴です。
これらの内容から、長崎県立諫早農業高等学校では生徒の自主性を育むことに重点を置いていることが伺えます。
長崎県立諫早農業高等学校に通えば、夢や目標の実現に向かって積極的に取り組む姿勢を身に付けられるでしょう。
アクセス
長崎県立諫早農業高等学校は、島原鉄道の幸駅から歩いて20分ほどのところにあります。
最寄駅からはやや距離があるため、公共交通機関で通学する場合はバスを利用すると便利です。
●所在地:長崎県諫早市立石町1003番地
●アクセス方法:バス停「農高前」より徒歩約3分
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諫早市にある長崎県立諫早農業高等学校の学科
長崎県立諫早農業高等学校には7つの学科があり、それぞれの学科で専門的な学びを深めることが可能です。
長崎県立諫早農業高等学校の学科をご紹介します。
農業科学科
農業科学科は、農業自営者や農業法人・農業関連産業従事者を養成する学科です。
基礎学力の向上にくわえ野菜・果樹・草花の栽培に関する知識や技術が習得できるほか、農業経営に必要な情報や機械の授業も多く学べます。
卒業後は大学などへの進学、農業協同組合などへの就職のほか、農業自営者になる卒業生もいます。
動物科学科
動物科学科は、畜産経営者や動物産業技術者を養成する学科です。
県内では長崎県立諫早農業高等学校でしか受験資格が得られない実験動物2級技術者など、さまざまな資格の取得が目指せます。
充実したインターンシップで実践的な就業体験学習ができるのが魅力で、進路も進学・就職・研修と幅広く対応しています。
環境創造科
環境創造科は、県内の高校で唯一の森林についての専門知識を学べる学科です。
75haの広さを持つ演習林を利用した実習がおこなえるほか、森林資源を有効活用した木材製品の製作なども学習もおこないます。
卒業後は大学への進学のほか、林野庁や長崎県庁をはじめとした官庁に就職するケースも多く見られます。
農業土木科
農業土木科は、農業土木や土木の技術者を養成する県内で唯一の学科です。
測量や水循環、農業土木設計など土木に関する多くの専門科目を学習します。
卒業生の進路は技術系の公務員が多く、平成30年度から令和4年度まで毎年30人以上の卒業生が採用内定を得ています。
バイオ園芸科
バイオ園芸科は、植物の専門知識を身に付けたエキスパートを養成するための学科です。
日本有数の実験設備を使った実習ができるうえに、危険物取扱者(乙種、丙種)やバイオ技術者、農業技術検定などさまざまな資格取得をサポートしてもらえます。
幅広い進路に対応していて、とくに4年制大学を志望する生徒への推薦入学試験対策が充実しています。
食品科学科
食品科学科は、管理栄養士やパティシエ、食品製造技術者などの食の専門家を養成するための学科です。
長崎県の特産品を使った新商品開発など、さまざまな実習を通じて技術を身に付けられます。
卒業後の進路は大学や専門学校などへの進学のほか、食品製造メーカーへの就職も多く見られます。
生活科学科
生活科学科は、農業や家庭・福祉に関する高い知識と技術が習得できる学科です。
地域との交流やボランティア活動にくわえ、豊富な実習で専門的な知識や技術を身に付けられます。
高い進路決定率を実現する段階的な進路指導も魅力の1つです。
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諫早市にある長崎県立諫早農業高等学校の特徴
歴史と伝統を誇る長崎県立諫早農業高等学校には、ほかの学校にはないさまざまな特徴があります。
長崎県立諫早農業高等学校の特徴をご紹介します。
手厚い進路サポート体制
長崎県立諫早農業高等学校の魅力の1つが、充実の進路サポート体制です。
生徒1人1人に寄り添ったサポートをおこなうため、進学・一般就職・公務員・研修など多様な進路実現に対応できます。
進学希望者には早朝進学補習や夏季学習会、公務員希望者には公務員補習など、進路に応じた指導も充実しています。
進路ガイダンスもおこなっているので、自分の学びをどのように進路に生かそうか悩んでいる生徒でも安心です。
長崎県立諫早農業高等学校の進路サポート体制の充実ぶりは、卒業生の進路にも結果となって表れています。
たとえば、令和4年度の求人件数は2,219件で、就職希望者に対しての1人あたりの求人数は約22件でした。
コロナ禍でも県内企業を中心に多くの求人を受けていることからも、卒業生が県内外で活躍し高い評価を得ていることが伺えます。
また、大学進学者は国立大学をはじめとした4年制大学や短大・農業大学校などへ進学しているほか、公務員希望者は農林水産省や県庁などに就職しています。
手厚い進路サポート体制と幅広い選択肢に対応できる進路実績は、長崎県立諫早農業高等学校の大きな魅力の1つだと言えるでしょう。
諫農担い手育成塾
諫農担い手育成塾とは、農業経営や農業関連企業への就職を希望する生徒に向けた研修です。
各学科の授業以外で、農業に関するさまざまな研修をおこないます。
たとえば、5月には農業法人の就職説明会があるほか、8月には県下農業系高校合同研修、12月には農大研究発表会などがおこなわれます。
先進農家の見学やドローンの研修などを通じて、農業に関する専門知識や技術が身に付けられるのが特徴です。
また、農業を志す仲間と学科の垣根をこえて交流でき、絆を深め合えるのも魅力として挙げられます。
農業を志す生徒にとって、諫農担い手育成塾がある長崎県立諫早農業高等学校は魅力的な学校だと言えるでしょう。
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まとめ
諫早市にある長崎県立諫早農業高等学校は、長崎県の内外で活躍する農業のスペシャリストを養成する農業高校です。
お子さまが農業などに興味を持っている場合には、諫早市の長崎県立諫早農業高等学校周辺へのお引っ越しを検討してみてはいかがでしょうか。
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