長崎県諫早市は、県内で3番手の人口数を誇る中規模エリアです。
県庁所在地の長崎市や県内2番手の佐世保市に挟まれた交通の要所としても知られています。
そのため、移住初心者でも住みやすいエリアと言えるでしょう。
そこで今回は、長崎県諫早市への居住をご検討中の方に向けて諫早市に移住するメリット・デメリットについてご紹介します。
気になる諫早市の移住支援制度やクチコミも併せて把握し、ぜひ今後のご参考にしてみてください。
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諫早市に移住するメリット・デメリット
まずは、長崎県諫早市に移住するメリット・デメリットについて見ていきましょう。
諫早市のメリット
諫早市に移住するメリットは、次のとおりです。
●住居費が安い
●人混みが少ない
●自然が豊富
●各地へのアクセスが良好
●食の魅力が多い
諫早市はいわゆる地方と呼ばれるエリアのため、都会に比べると家賃が安いことはメリットです。
住居費は家計のなかでも大きな割合を占めるため、生活コストが下がり、浮いたお金は好きなことに回すことができます。
また、インターネットの普及により、日常の生活費などに関して大きな差は感じづらくなっていますが、やはり都会と比較すれば物価は安いと言えるでしょう。
諫早市の人口は13万5,000人程度で人混みができることが少なく、店舗などで行列に並ぶストレスを感じにくいメリットもあります。
さらに、諫早市は海と山に囲まれ、自然が豊富なため、それを生かしたさまざまなレジャースポットが見られます。
自然との触れ合いがストレス軽減に役立つことは科学的にも証明されており、落ち着いた環境でゆっくり過ごしたい方、自然のなかでのびのびと子育てしたい方などにもおすすめです。
諫早市は東京・大坂・名古屋・福岡など各地へのアクセスが良好なうえ、令和4年に新幹線が開通したことにより佐賀や福岡へも移動しやすくなりました。
食に関しては、うなぎや高来そば、小長井カキ、唐比れんこんなどが有名です。
諫早市のデメリット
諫早市には多数のメリットがある反面、デメリットも見られます。
●店舗が少ない
●水道代が高め
都会に比べると飲食店やアパレル店、雑貨店などの施設が少ないことはデメリットです。
また、人が少ない分、店舗数も限られてしまいます。
ただし、交通アクセスが良いため、福岡などへ足を延ばせばさまざまなジャンルの店舗へ出かけることが可能です。
ほかにも、水道代は人口密度に関係しており、少ない水道管で多くの人へ水を届けられる都会より割高になるデメリットもあります。
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諫早市の移住支援制度は?
長崎県諫早市では、移住者に対して費用負担などのさまざまな支援をおこなっています。
ここでは、主な支援制度の内容についてご紹介します。
諫早市移住支援金
「諫早市移住支援金」とは、東京圏から諫早市への移住者に対して支援金が交付される制度です。
さまざまな要件がありますが、東京23区に在住または東京圏に在住し東京23区へ通勤していた方は、最大100万円が受け取れます。
ただ、要件の確認や必要書類の提出が必要なため、この制度を利用したい場合は、事前に諫早市移住定住推進課への連絡が必要です。
都心から地方への移住の場合、引っ越し費用などのほかに自動車の購入費も必要とされますが、支援金が得られれば負担も軽減されるでしょう。
なお、支援金の額は移住者の世帯人数によって異なります。
いさはや暮らし体験宿泊費補助金
「いさはや暮らし体験宿泊費補助金」とは、諫早市への移住を目的とし、暮らし体験や仕事探しなどのために滞在した方が利用した、市内宿泊施設における宿泊費用の一部を補助する制度です。
この制度は東京圏に限らず市外に在住する方が対象になっていますが、補助を受けるためには、滞在中に担当課の職員と1回以上の面談をおこない、アンケートに回答する必要があります。
また、滞在の目的についても要件があるため、注意しましょう。
なお、同一年度中で同一世帯からの申請は1回のみで、補助を受けられるのは1世帯につき3名までです。
新生活支援補助金(大草・伊木力・飯盛西地域)
大草・伊木力・飯盛西地域は、複式学級がある小学校区です。
複式学級とは、異なる学年の生徒が同じ教室で授業を受ける体制のことを指します。
これらの対象地域で、新生活を始める方の住宅取得費用・住宅賃貸費用・改修費・増築費・引っ越し費用に対する補助金制度があります。
世帯状況によって異なりますが、補助金額は最大で150万円です。
5年以上の居住を前提とした合計年齢が、80歳以下の夫婦世帯または小学生以下の子がいる子育て世帯を対象としています。
新生活支援補助金(小長井地域)
小長井町全域で新生活を始める方の住宅取得費用、住宅賃貸費用、改修費、増築費、引っ越し費用に対する補助金制度もあります。
人口減少対策の強化や地域の活性化を目的としており、補助金額は最大で200万円です。
5年以上の居住を前提とした合計年齢が80歳以下の夫婦世帯または高校生以下の子がいる子育て世帯、さらに左記以外の世帯も対象としています。
大草・伊木力・飯盛西地域に比べて補助金額が多く、対象者が拡大されていることを覚えておきましょう。
空き家バンク利用登録者支援補助金
空き家バンクを活用して空き家を購入または賃貸し、居住する方を対象に改修費や賃借料を補助する制度です。
補助金額は地域によって異なりますが、先述した大草・伊木力・飯盛西・小長井地域は補助金額が高めに設定されています。
空き家バンクとは、所有する空き家を活用したい方と利用したい方をマッチングさせる制度のことです。
居住する住宅を探す方法の1つとして活用できることを覚えておきましょう。
このように諫早市へ移住すれば、移住にかかるさまざまな費用負担が軽減できる可能性があります。
ただし、市内のなかでも居住地や世帯状況によって利用できる支援制度は異なるため、要件などを事前に問い合わせておくと安心です。
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諫早市への移住者のクチコミは?
最後に、諫早市への移住者を含む実際に現地で生活している方々のクチコミを見ていきましょう。
満足点
諫早市は、先述したように新幹線の開通にともなって諫早駅周辺が再開発されました。
そのため、施設がきれいで交通の利便性も高まっています。
また、緑が豊富で閑静なエリアのため、子育てがしやすい環境です。
●諫早駅がきれいになり、特急や新幹線が利用できるほか在来線の乗り継ぎも便利
●諫早駅の商業スペースには飲食店が充実している
●幼稚園や小学校の先生の対応が熱心で、子どもに優しい街だと感じる
●ほど良い田舎で買い物施設や病院、銀行なども充実しており、暮らしやすい
●市内に工業団地が多く、求人数が多い
●山も川も海もあり、自然に触れられる機会が多い
クチコミからもわかるように、田舎の落ち着いた雰囲気がある一方で生活の利便性もある程度保たれているエリアのため、移住初心者にもおすすめです。
不満点
都会における公共交通機関の利用や街並みに慣れている方にとっては、諫早市の生活を不満に感じることがあるかもしれません。
●公共交通機関が利用できるが、自動車があったほうが便利
●大きなショッピングモールなどが少ない
都会に比べれば公共交通機関の本数が少ないため、自動車がなければ不便に感じる可能性があるでしょう。
しかし、先述した支援金などを活用すれば費用負担が軽減できるため、自動車資金に利用するのもおすすめです。
交通の利便性は高いため、ショッピング施設に不満を感じれば、必要に応じて別のエリアに出かけることも可能です。
これらの不満点は解消することが可能なため、田舎暮らしに魅力を感じれば、前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
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まとめ
諫早市は移住者への支援が充実しており、ほど良い田舎のため、都会からの移住でも快適に暮らしやすいメリットがあります。
海、山、川と自然が豊富なため、都会の喧噪から離れてゆっくりと過ごしたい方にもおすすめです。
新幹線が開通してからは交通利便性もますます高まっており、居住者からの評判も良いため、ぜひ移住を検討してみませんか。
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