引っ越し先を決める場合には、通勤・通学のしやすさや生活のしやすさを重視される方がほとんどです。
とくに、引っ越し先の近くに頼りになる病院があるかどうかといったことは、住まい探しでは重要なポイントとなります。
そこで今回は、長崎市にお引っ越しをお考えの方に向けて、長崎掖済会病院の概要と特徴、長崎市の住みやすさや家賃相場を解説します。
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長崎市にある長崎掖済会病院の概要
長崎掖済会病院は、長崎市樺島町にある病院です。
幅広い診療科目と充実した医療体制が整っていることから、地域の方の健康を守る心強いパートナーとして親しまれています。
長崎掖済会病院の診療内容
長崎掖済会病院は、内科・外科のほか、リハビリテーション科・皮膚科・泌尿器科など多様な診療をおこなう病院です。
内科では心臓内科・呼吸器内科・糖尿病内科、老年内科・内視鏡内科・脂質代謝内科といった専門的な治療にも取り組んでいます。
外科診療では腫瘍外科・脳神経外科・整形外科にくわえ、消化器外科や肛門外科も診療科目に含まれています。
スタッフは250名、病床数は124床で、多くの患者を受け入れる体制が整っており、外来だけでなく入院も可能です。
長崎掖済会病院の沿革
長崎掖済会病院は、全国の港町に8院ある掖済会病院の一つです。
日本海員掖済会は、前島密など有志54名によって明治13年に創立されました。
掖済とは、病気に苦しむ方の側に手を添えて救い導くことを表しています。
日本海員掖済会は、明治29年に横浜で船員に対する医療事業を開始し、明治31年には日本で初めての公益法人になったことでも知られています。
昭和13年には、長崎掖済会病院が国内線と外国船の無線による医療相談機関として国から指定を受けました。
また、昭和39年には救急病院に指定され、平成2年には増築や改修をおこない、160の病床を確保しました。
現在では病床数は124に削減されていますが、地域包括ケア病床を充実させるなど、地域医療に積極的に取り組んでいます。
外来での診療
長崎市に引っ越したあと、長崎掖済会病院で外来診療を受ける場合、受付時間は午前8時から11時30分までです。
午後の受付は、13時から16時30分となっています。
ただし、診療科によって診療時間は異なるため、各診療科の担当表で事前の確認が必須です。
さらに、毎週土曜日・日曜日・祝祭日、および12月29日から1月3日までの年末年始期間は休診日です。
路面電車でのアクセスは、大波止電停から徒歩3分、バスの大波止バス停からは徒歩2分です。
外来診療のため車でアクセスする場合は、病院の駐車場または提携駐車場が利用可能です。
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長崎市にある長崎掖済会病院の特徴
長崎掖済会病院は、充実した診療体制のなかに多くの特徴があります。
診療科目も多岐にわたりますが、ここではいくつかの特徴をご紹介します。
外来の化学療法室
長崎掖済会病院は、通院で抗がん剤治療や生物学製剤による治療を受けるための設備が整っていることが特徴です。
病院の2階には外来化学療法室があり、患者がより快適な治療を受けられるようになっています。
この外来化学療法室には、3台のリクライニングチェアと2台のベッド、無料のテレビや冷蔵庫も揃っています。
そのため、治療中でも飲食やテレビの視聴が可能であることも特徴です。
外来の麻酔科
外来の麻酔科があることも、長崎掖済会病院の特徴です。
麻酔科外来の役割は、手術前の診察と慢性的な痛みに対する治療の2つです。
手術前の診察では、全身麻酔の手術中だけでなく、手術後に退院するまでの問題を麻酔科医の視点から洗い出しています。
また、慢性的な痛みに悩む方に対しては、レントゲンやエコーなどの検査と日常生活の指導をおこなっています。
さらに、神経ブロック注射や筋膜リリース注射などの治療もおこない、必要に応じて整形外科などとの連携も積極的におこないます。
チーム医療を実践する看護部の存在
長崎掖済会病院の特徴として挙げられるのは、看護師の対応力の高さです。
病院の理念である「わきの下に手を添え支える心」を重視し、看護師は患者のニーズを的確に捉えています。
また、看護部としてのチーム医療の観点から、職員同士が助け合い協力することも特徴です。
長崎掖済会病院では、看護の専門職としての成長を大切にし、知識や技術の習得だけでなく、態度や倫理観にも重きを置いています。
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長崎市の住みやすさや家賃相場
充実した医療体制のある長崎掖済会病院の近くに住みたいと思った場合には、長崎市の住みやすさや家賃相場をチェックするのがおすすめです。
毎日を過ごす長崎市の魅力はもちろんのこと、間取りごとの家賃相場もチェックしてみましょう。
長崎市の周辺環境とアクセス
長崎市は、3方向を海に囲まれた自然豊かなエリアです。
海だけでなく、川や山といった自然も身近に感じられ、ゆったりとした日常を過ごしたい方にとっては、とくに住みやすいでしょう。
また、長崎市では港町ならではの新鮮な海の幸を楽しめるほか、移住支援や子育て支援といった行政のサポート体制も整っています。
アクセスについては、西九州新幹線を利用した長距離移動もスムーズで、長崎本線・大村線や路面電車、バスでの外出も可能です。
佐賀駅までは約51分、福岡駅までは約1時間50分で、九州の主要都市へのアクセスも便利なエリアです。
長崎市内など近場のお出かけには、安価な路面電車や路線バスのほか、乗り合いタクシーを利用するのもおすすめです。
長崎市の賃貸物件における家賃相場
長崎市で一人暮らしをする場合、ワンルームの家賃相場は約39,800円です。
キッチンが独立した1Kは約41,200円、1DKは約46,100円、1LDKは約52,900円が家賃相場となります。
ファミリー向けの賃貸物件としては、2LDKが約68,400円、3LDKが約82,700円、4LDKは約90,900円が家賃相場です。
長崎市でマイホームを買う場合の不動産価格相場
賃貸物件ではなく、長く住むためのマイホームを購入したいとお考えであれば、まずは新築か中古か、一戸建てかマンションかを検討しましょう。
新築の一戸建てを購入する場合、一般的な価格相場は3,000万円台の前半です。
もちろん、駅からの距離や人気のあるエリアの近くの物件は高額になり、土地の広さなどによっても価格は変動します。
予算を抑えてマイホームを購入したい場合、中古マンションの購入もおすすめです。
比較的新しい築5年から15年の中古マンションでは、2,000万円台の後半が不動産購入の相場価格となります。
築15年を超える中古マンションであれば、1,000万円台の後半から購入可能です。
中古マンションを購入する際は、築年数だけでなく、古くても室内が良好な状態を保っているか、マンションの修繕計画が問題なく進んでいるかといった点にも注意が必要です。
不動産購入においては、安心できる長崎掖済会病院の近くの立地を考慮するとともに、室内の設備の充実度や日常の買い物、通勤のしやすさなど、自分と家族の優先順位を考えることが大切です。
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まとめ
長崎掖済会病院は、明治13年創立と長い歴史を持ち、さまざまな診療をおこなう病院です。
長崎掖済会病院の特徴として、外来化学療法室や麻酔科外来が挙げられます。
長崎市に引っ越しをお考えならば、病院の概要とともにこのエリアの住みやすさや家賃相場・不動産価格相場もチェックしてみてください。
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