エアコンの選び方で事前に確認することは?サイズの決め方や注意点を解説!

引っ越しをきっかけに、エアコンの購入を検討している方は多いでしょう。
しかし、エアコンにはさまざまな種類があるため、どのタイプを選べば良いか迷ってしまうかもしれません。
今回は、エアコンの選び方について、あらかじめ確認しておくポイントやサイズの決め方・失敗しないための注意点をそれぞれ解説します。
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エアコンの選び方の確認ポイント

エアコンを選ぶときには、以下のポイントを確認しておくことが大切です。
商品の選び方で失敗しないよう、事前の確認は慎重におこなっておきましょう。
確認ポイント①室内機の設置スペースは十分か
多くの家庭で使われている壁掛け型のエアコンは、室内機に十分なスペースがないと設置できません。
機種によって細かいサイズは異なりますが、おおむね側面30㎝、天井までの高さ50㎝のスペースが必要です。
実際には、製品によって必要な空きスペースは異なり、一般的には側面10〜20㎝、上部10〜20㎝程度が目安とされています。
必ず購入予定の機種ごとに取扱説明書を確認し、メーカーの指定値に従いましょう。
注意点として、高機能・高性能なエアコンほど、室内機のサイズや厚みが大きくなる傾向にあります。
インテリアに影響をおよぼす可能性もあるので、エアコンのサイズは事前に確認しておきましょう。
確認ポイント②室外機の設置スペースを確保できるか
エアコンの室外機は、建物から離して水平に設置しなければなりません。
一般的には、室外機の周囲に各方向30〜60㎝程度の空間を確保することが推奨されています。
特に前面は25㎝よりも広い余裕が必要で、空気の流れが妨げられると冷暖房効率の低下や故障リスクにつながります。
必ず機種ごとの取扱説明書を確認し、メーカーの推奨する空きスペースを守りましょう。
ベランダなど想定していた設置場所に収まらないケースでは、別の場所を検討する必要性も出てくるでしょう。
エアコンを選ぶときには、室外機の設置場所に問題がないか、入念なチェックをおこなっておく必要があります。
確認ポイント③コンセントの形状が合っているか
エアコンは、メーカーや機種によってプラグの形状が異なるので、注意が必要です。
エアコンの選び方において、プラグ形状で間違えてしまうと、コンセントの変更工事をおこなわなければなりません。
余計な費用をかけないよう、コンセントの形状や電圧・アンペアなどは事前に確認しておきましょう。
エアコン専用の電圧は100V用と200V用の2種類が一般的ですが、どちらに対応しているかは、物件に付いているブレーカーで確認できます。
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エアコンにおけるサイズの選び方

引っ越しでエアコンを選ぶときには、部屋の広さを参考にします。
そのため、サイズの選び方では、まず畳数の確認からおこなうのが一般的です。
しかし、確認方法を誤ってしまうと、エアコンの効きが悪かったり、電気代が嵩んだりとデメリットが生じてしまうでしょう。
より快適なエアコンを購入するためにも、サイズの選び方で押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。
エアコンのサイズは適用畳数から判断する
エアコンのサイズは「適用畳数」から判断するのがおすすめです。
適用畳数とは、何畳の広さに適しているかを示す目安であり、室外機の定格出力によって決定されます。
定格出力は、定められた一定の条件下で出せる最大出力のことです。
ケースによっては「冷房能力」や「暖房能力」とも呼ばれています。
一般的に、定格出力が大きいほど冷房・暖房能力が上がるため、少ない消費電力で大きな効果を期待できるでしょう。
ただし、数値はあくまでも目安です。
同じ広さの部屋であっても、窓の向きや階数などで性能は変化するでしょう。
適切なサイズを選べるよう、部屋の広さより小さいエアコンを使ったときと、大きなエアコンを使ったときの問題を事前に把握しておくことをおすすめします。
部屋の広さより小さいエアコンを使ったときの問題点
実際の部屋よりも小さいエアコンを使い続けると、エアコンの効率が悪くなりがちです。
部屋がいつまで経っても適温にならないため、常にフルパワーで運転し続けなければなりません。
電気消費量も増え、毎月の電気代が増額するおそれがあります。
また、エアコンに負荷がかかり、寿命が短くなるでしょう。
購入後すぐに故障してしまうと、高額な出費が嵩みます。
部屋の広さより大きいエアコンを使ったときの問題点
畳数が大きなエアコンは、すぐに部屋を快適な温度にできると捉えがちです。
しかし、実際はエアコンが効き過ぎてしまうケースがほとんどで、部屋が過剰に暑くなったり冷えたりします。
本来使用しなくても良い電気を使う可能性が高く、無駄な出費となるおそれがあるでしょう。
さらに、冷暖房が効き過ぎてしまうと、健康被害につながる可能性も否めません。
電気代を抑えながら効率良くエアコンを使いたいなら、適用畳数に少し余裕を持たせる程度のサイズを検討する必要があります。
とくに暖房性能は、冷房性能に比べて適応畳数が小さくなるため、暖房を重視したいのであれば、実際の広さよりもやや大きなエアコンを選んだほうが良いでしょう。
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エアコンの選び方で失敗しないための注意点

エアコンの選び方で失敗しないためには、いくつか注意点を押さえておかなければなりません。
事前に知っておきたい注意点は、大きく以下の3つです。
それぞれポイントを把握しておき、商品の選び方で迷ったときに役立ててみると良いでしょう。
選び方の注意点①サイズ表記の見方を知っておく
エアコンのサイズは、冷房・暖房ともに、適用畳数がカタログに記載されています。
それらを見れば、ある程度の性能を把握できますが、ここでの注意点は表示の読み間違いです。
たとえば、カタログに「6~9畳」と書かれていたケースでは、多くの方が6~9畳の部屋に使用できると勘違いをします。
しかし、実際は「木造平屋南向き(和室)が6畳」「鉄筋マンション南向き中間層(洋室)が9畳」を意味しているため、部屋の広さと合わないケースが出てくるでしょう。
このような表記の差は、木造住宅よりも鉄筋住宅のほうが、密閉率に優れているところから来ています。
サイズ表記を誤解していると、エアコン効率が悪くなり、電気代の上昇につながるので注意しなければなりません。
選び方の注意点②建物の条件を考慮する
エアコンの選び方では、部屋の広さだけでなく、建物の条件も考慮する必要があります。
部屋の向きや窓の数によって、日差しの入り方は変わってくるため、室温に差が生まれるでしょう。
室温が違えば、エアコンの負担率も変わってくるので、あらゆる条件を踏まえて商品を選ぶことが大切です。
エアコンを選ぶときには、部屋の条件以外にも地域環境なども考慮しておくと、より良い商品が選べるでしょう。
家電量販店でエアコンを選ぶなら、店員さんに条件を伝えてアドバイスをもらうのもおすすめです。
選び方の注意点③暖房はエアコンサイズに余裕を持つ
一般的に、エアコンは冷房よりも、暖房のほうがパワーを必要とします。
消費電力も大きくなりがちで、毎月の電気代が嵩みやすいでしょう。
節約を意識しているなら、実際の部屋よりも少し大きいサイズのエアコンを購入するのがおすすめです。
なお、南向きの部屋は、冷房であってもエアコンに過負荷がかかるので、余裕を持たせておく必要があります。
このように、エアコン選びでは、間取りや消費電力など、さまざまな条件を照らし合わせて商品を決めなければなりません。
エアコンは初期費用が高い家電でもあるため、予算とのバランスも考慮して商品を選ぶことが大切です。
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まとめ
エアコンを購入するときには、あらかじめ室内機・室外機のサイズと、コンセントの形状を確認しておく必要があります。
エアコンには、何畳の広さに適しているかを示す「適用畳数」が記載されているので、記載されている数値を参考に商品選びをおこなうと良いでしょう。
選び方の注意点として、サイズ表記の見方を事前に把握しておくほか、建物の条件なども考慮しなければなりません。
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株式会社ヘヤミセ
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