カップルがお互いに実家暮らしの場合や、離れた場所に住んでいる場合「いっそのこと同棲しようかな…?」と思うことがあるでしょう。
一緒に住めば長い時間を一緒に過ごせたり、家賃を節約できたりするのがメリットです。
しかし、同棲の場合、入居審査が厳しくなる可能性があります。
今回は賃貸物件の審査が厳しくなる理由や無許可での同棲がバレた場合どうなるのか、審査に通過しやすくなるポイントについて解説します。
同棲を検討しているカップルの方は、ぜひ参考になさってください。
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賃貸物件での同棲で入居審査が厳しくなる理由
まずは、入居審査が厳しくなる理由について解説します。
理由1:すぐに退去する可能性がある
理由としてまず挙げられるのが、すぐに退去してしまう可能性があることです。
すでに結婚してる夫婦の場合、簡単に別れる可能性は低いといえます。
そのため、一度入居したら長く住み続けるケースが多いです。
しかし、同棲の場合は籍を入れているわけではないので、関係性が長く続くか否かは判断しにくくなります。
とくに初めて一緒に住む場合、ライフスタイルや価値観の違いによって、すぐに別れてしまうことがあるでしょう。
賃貸借契約の一般的な契約期間は2年となっているものの、満了前に退去するカップルもいるので、審査が厳しくなります。
理由2:家賃が滞納するリスクがある
家賃が滞納するリスクがあることも、大きな理由の一つです。
大家さんが賃貸物件の審査で懸念することが、家賃の滞納となります。
もしカップルが別れてどちらかが出ていった場合、残されたほうが今後の家賃を全額負担しなければなりません。
家賃が高い賃貸物件に住んでいた場合、1人だけでは支払えず、滞納する恐れがあるでしょう。
家賃が滞納すると、大家さんは収入を得られなくなるので敬遠されやすいといえます。
理由3:騒音トラブルが懸念される
理由として、騒音トラブルが懸念されることも挙げられます。
1人暮らしの場合、騒音のリスクが懸念されるのは、友人や家族を自宅に招くときのみでしょう。
しかし、同棲の場合は話し相手がいるため、知らない内に周囲に迷惑をかけている可能性があります。
また、同棲をするカップルは20代や30代前半など若い方が多く、友人を交えてお酒を飲んだり談笑したりする機会も多いです。
夜遅くに大声や物音を立ててしまえば、住人同士のトラブルにも繋がりかねません。
賃貸物件で多いトラブルの一つが騒音トラブルなので、同棲に良い印象を持っていない大家さんも多くいます。
理由4:室内を傷つけられる可能性がある
先述のとおり、同棲をするカップルは20代や30代前半など若い方が多くいます。
酔った勢いで壁を傷づけてしまったり、喫煙によってクロスが変色してしまったりする可能性も否めません。
室内が汚れたり傷付いたりしてしまうと、クリーニング費用や修繕費用が高額になり、大家さんの負担が大きくなります。
また、そのままの状態で借りに出しても次の入居者が集まりにくくなるので、大家さんとしては避けたいところです。
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賃貸物件で審査をせず無許可で同棲するとどうなる?
続いて、賃貸物件で審査をせずに賃貸物件で同棲し、バレた場合はどうなるのかについて解説します。
無許可で一緒に住んだらバレる?
結論から申し上げますと、無許可でカップルが一緒に住むと、大家さんや管理会社にバレる可能性が高いです。
ほかの入居者や管理人、賃貸物件に出入りする業者(清掃業者や共用部の修理をする業者など)の目撃情報によってバレるケースがあります。
管理人や業者は大家さんとつながっているため、何らかの形で大家さんの耳に入る可能性があるでしょう。
また、話し声や部屋への出入りの頻度、生活音などで同棲がバレることもあります。
無許可でバレた場合はどうなる?
では、賃貸物件において、無許可で同棲していることがバレてしまった場合はどうなるでしょうか。
一般的には厳重注意のうえ、それでも同棲を続ける場合は退去という形になります。
無許可で一緒に住んでいることがバレた時点でイエローカード、同棲が解消されなければレッドカードということです。
もしその部屋に住み続けたい場合は、どちらかが引っ越しする必要があります。
一緒に住みたい場合は?
カップルで一緒に住みたくても、単身者向けの賃貸物件に無許可で同棲することは、やめておくべきです。
とくに、同棲禁止条項が盛り込まれている場合は契約違反となります。
もしどうしても一緒に住みたいという場合は、無許可で住むのではなく最初に相談するのがおすすめです。
大家さんからの許可が得られれば、2人で住むことが可能になります。
とはいえ、単身者向けの賃貸物件の場合、許可を得るのは難しいといえます。
「単身者向けの部屋=騒音が少ない」という理由で住んでいる入居者もいるからです。
無許可で一緒に住み、バレた場合は退去命令が発せられたり損害賠償請求を受けたりすることもあります。
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賃貸物件で同棲したい場合に審査に通過しやすくなるポイント
最後に、審査に通過しやすくなるポイントについて解説します。
ポイント1:連帯保証人を立てる
ポイントとしてまず挙げられるのが、連帯保証人を立てることです。
賃貸借契約の際に、お互いに連帯保証人を立てると、審査をクリアできるかもしれません。
ただし、連帯保証人になれるのは安定した収入がある方のみです。
そのため、親や親族などにお願いするのが一般的となります。
万が一契約者が家賃を滞納した場合、連帯保証人に対して支払いが求められるので、大家さんも安心してお部屋を貸すことができます。
ポイント2:1人分の収入で支払える家賃のところを選ぶ
1人分の収入で支払える家賃のところを選ぶことも、ポイントの一つです。
先述のとおり、もしカップルが別れてどちらかが出ていった場合、残されたほうが今後の家賃を全額負担しなければなりません。
1人で支払うことができず、退去になるといったケースもあります。
審査をクリアするためには、広さや立地よりも、まずは家賃を重視して部屋探しをすべきといえるでしょう。
綺麗な賃貸物件や広い部屋、駅近物件などは、結婚したり家族が増えたりしたタイミングでも借りることができます。
ポイント3:婚約者として申し込みをおこなう
ポイントとして、婚約者として申し込みをおこなうことも挙げられます。
カップルとは違い、婚約者ならすぐに別れるリスクが低いです。
ただし、婚約者とする場合、状況によっては入籍するタイミングや両親に婚約の事実確認をするといったこともあります。
審査に通過しやすくなる方法ではあるものの、安易に婚約者とするのは控えるべきでしょう。
ポイント4:身なりや言動に気を付ける
身なりや言動に気を付けることも、大切なポイントです。
申し込み者の人柄も、審査基準の一つとなる可能性があります。
高圧的な態度や非常識ととらえられる身なりの場合、不動産会社や大家さんからの印象が悪くなってしまいます。
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まとめ
同棲の場合、家賃が滞納するリスクがあることや、騒音トラブルなどが懸念されるため、入居審査が厳しくなるのが現状です。
無許可で同棲しバレた場合、一般的には厳重注意のうえ、それでも同棲を続ける場合は退去という形になります。
審査に通過しやすくなるポイントは、連帯保証人を立てたり1人分の収入で支払える家賃のところを選んだり、婚約者として申し込んだりすることです。
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