部屋探しにおける内見は、入居後に快適な生活を送るための大切なポイントの1つです。
しかし、内見した部屋が気に入らなかった場合、どうしたら良いのか不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、賃貸物件への入居をご検討中の方に向けて、内見した部屋の契約についてご紹介します。
内見後に断る方法やダメな断り方についても併せて把握し、ぜひ気持ち良く契約するためのご参考にしてみてください。
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内見した部屋を断りたい!契約しなければダメ?
内見をしっかりおこなったからこそ自分の居住場所として合っていないと感じることもあるでしょう。
このようなケースでも、契約を断ることは難しいのでしょうか。
内見しても契約を断ることは可能
内見には不動産会社の担当者が同行するため、契約を断れないのではないかと気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、内見したからといって必ずしも契約する必要はなく、断ることが可能です。
気負わず、気軽にできるものと考えていただいて問題ないため、ご安心ください。
もっと言えば、契約の申し込み後でも断ることは可能です。
申し込みはあくまでも契約の意思表示のため、正式に契約書を交わさない限りは違約金などが発生することもありません。
ただし、申し込みは契約を前提としているため、キャンセルを繰り返すと審査に影響する可能性があります。
そのため、賃貸物件を断る場合は、申し込み前がベターです。
内見から申し込みまでのタイミングに注意
内見して気に入った物件があった場合、申し込みをおこなわなければ募集された状態のままになるため、数日悩んでいる間にほかの入居希望者に先を越されてしまう可能性があります。
賃貸物件は基本的に早い者勝ちで、とくに異動シーズンの1~3月や9~10月は内見希望者が多いため、申し込みを決断するタイミングは翌日までをおすすめします。
ただし、不動産会社への交渉次第では数日間なら物件を確保できる場合もあることを覚えておきましょう。
なお、契約の申し込みができるのは1件までです。
たとえば申し込み中の賃貸物件があり、別の不動産会社で良い物件を見つけたため、新たに1件の申し込みをおこなうことは2件をキープすることになるため、できません。
つまり、不動産会社をまたいで申し込みをおこなうことは不可のため、注意しましょう。
内見するのにおすすめの件数は?
内見は2~3件まで絞ってからおこなうと効率良く進められるため、おすすめです。
移動も含めて内見にかかる時間は、2件で1.5時間、3件で2.5時間ほどです。
多数の物件を内見することは可能ですが、1日では4~5件が限度になるでしょう。
あまり多くの物件を内見すると、どうしても迷ってしまうため、良いタイミングで決断できない可能性もあります。
先述したように内見は気軽におこなえるものですが、スムーズに申し込みできるよう候補物件についてしっかり検討しておくことも大切です。
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内見後に契約を断る方法とは?
内見後に契約を断る場合、どのように対応すれば良いのでしょうか。
ここでは、内見の流れや断る方法についてご紹介します。
内見の流れ
基本的に内見当日は、店舗で担当者が合流後、不動産会社の車で物件をご案内し、再び店舗に戻る流れです。
このような流れを見ると、案内後に申し込みを促されるのではないかと不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、断る意向がある場合は、早めのほうが不動産会社も次の対応がしやすいため、正直に伝えていただいて問題ありません。
申し込みを断る方法
内見後に申し込みを断る方法は、次の3つです。
●その場で断る
●帰宅後に電話で断る
●帰宅後にメールで断る
その場で断るのが、もっともスムーズな方法です。
担当者も返事を待ったほうが良いのか、それとも違う物件を探したほうが良いのか、次の行動への判断に困ることがありません。
入居の意思がないことが早めにわかれば、ほかの顧客へも案内しやすくなります。
そのため、断る場合は「すぐ連絡」を基本に対応することをおすすめします。
しかし、どうしてもその場で断りにくい方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合は、いったん保留にして持ち帰り、帰宅後に電話またはメールで断ることも方法の1つです。
賃貸物件を断る際は、理由や感謝のことばを伝えるなど、常識的な態度で接すれば円満に終わらせることが可能です。
断りの理由によっては、別の物件の紹介などで対応できます。
保留期間が長いほど、不動産会社は入居の意思が大きいと見なし、次の手続きの準備を進めます。
時間が経過すれば、その分不動産会社や関係各所の負担が増え、トラブルに発展しやすくなると認識しておきましょう。
スムーズに断りやすい理由
不動産会社は横のつながりもあるため、次回以降の部屋探しもしやすいようトラブルなく、スムーズに手続きを進めたいものです。
そのため、上手な断り方についても把握しておきましょう。
●資料のイメージと異なる
●騒音
●日当たり
●ニオイ
●立地
上記のような理由で断るのであれば、不動産会社も納得しやすいと言えます。
お互いに気持ち良くコミュニケーションするためにも、マナーを守った対応を心がけることが大切です。
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内見後に契約を断る際のダメな方法
先述したように、今後の部屋探しのことを考えても、内見時における不動産会社とのトラブルは避けたいものです。
上手に対応し、すてきな物件と巡り合えるように、ここでは契約の良くない断り方についてご紹介します。
曖昧な言い方をする
曖昧な言い方をすると、相手に伝わらない場合があるため、注意が必要です。
断ったつもりになり、一方では手続きが進んでいれば、トラブルに発展する可能性があります。
検討したい場合でも、期日をきちんと伝えるようにすると親切です。
これも曖昧にしてしまうと、確認の電話などが入り、ストレスになってしまうかもしれません。
何か気になることがあったり、理由があったりする場合は、遠慮なく担当者へ相談しましょう。
嘘をつく
引っ越しをやめたなど、嘘の理由で断る場合も注意しましょう。
不動産会社が異なっていても管理会社が同じ場合など、信用を失い、ほかの物件でも審査に落ちる可能性があります。
このように、今後の部屋探しに影響が出るかもしれません。
不動産会社からの連絡を無視する
不動産会社からの連絡を無視すると、申込書などに記載した親族や緊急連絡先などへ連絡が入るケースがあります。
今後の部屋探しもしにくくなるため、断りづらければ先述したメールなどで断るようにしましょう。
内見後予算を理由にする
予算を理由に断る場合、内見を一からやり直さなければなりません。
そうなれば、これまでの内見に費やした時間が無益なものになってしまいます。
予算が限られている場合は、最初に伝えておくと効率良く部屋探しをすることが可能です。
内見の数が多い
内見後に物件の感想もなく、多数の内見を希望した場合、対応できない可能性があります。
まずは、希望条件などをもう少し具体的に絞ったほうが良いかもしれません。
そもそも内見は入居を前提におこなうものであることを認識しておきましょう。
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まとめ
賃貸物件における内見は、おこなったからといって契約が必須なわけではありません。
しかし、入居を前提におこなっていることを忘れず、居住を迷う理由があれば担当者に相談しながら部屋探しを進めましょう。
何らかの理由で断る意思がある場合は、早めに連絡することが大切です。
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